現職金田氏表明も無風

政治・行政

[ 2020年 6月 8日 月曜日 15時26分 ]

 任期満了(7月24日)に伴う7月7日告示、12日投開票の下條村長選挙まで1カ月を切った。現職1期目の金田憲治氏(73)=無所属、陽皐北又=は、5月12日の村議会臨時会で「就任時に掲げた公約はおおむね着手し、実績を上げることができた。職員一丸となって次の課題に取り組みたい」と述べ、再選出馬を表明。これまで、他に目立った動きは見られない。

 金田氏は1期4年間を振り返り、就任時に掲げた▽人口減少対策▽農商工業の活性化▽防災減災対策の充実▽リニア後の村づくり―の4つの公約について、「実績や効果を上げることのできた事業がある一方で着手したばかりのものもあるが、根底にある『村民との対話』は、十分にできた」と自己評価する。

 2期目の最重要課題には、新型コロナウイルスの感染防止対策と経済活動を両立する支援策を挙げる。

 農業の活性化を目指すNPO法人「元気だ下條」の活動や、ソバをはじめとする特産品のブランド化に向けた取り組みを加速させたい考え。生産、販売に加え、各家庭でもそば打ちを楽しむ風土、文化を持つ「そばの村」の実現に向け、村民を巻き込んだ取り組みも目指す。

 金田氏の後援会は、コロナ感染防止の観点からこれまで表立った活動を行ってこなかったが、6日に役員会を開き、組織拡充に向けた活動をスタートさせる方針を確認した。

 金田氏は同村陽皐北又出身で、塚原天竜高校(現松川高校)、日本大学理工学部卒。1970年から県職員。2007年の村議選で初当選して3期途中まで務め、16年の村長選に初出馬。6期務めた伊藤喜平氏の引退を受けた8年ぶりの選挙戦で、新人同士の一騎打ちを制した。

 前回選の投票率は84・68%で、選挙になった08年の81・15%を3・53ポイント上回った。

 立候補予定者説明会は23日午後2時、立候補受付事前審査は30日午前10時から村民センターで行う。

◎写真説明:金田憲治氏

  

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