県がリニア沿線市町村長と懇談会

政治・行政

[ 2015年 4月 6日 月曜日 9時10分 ]

 県は3日、知事とリニア沿線市町村長との懇談会を飯田合同庁舎で開いた。リニア中央新幹線建設に伴う課題や地域の取り組み状況などについて非公開で意見交換した。飯田市、下條村、松川町、高森町、阿智村、喬木村、豊丘村、大鹿村、中川村、南木曽町の首長が出席した。

 知事の冒頭あいさつのみ公開。この中で、阿部知事は「JR東海との基本合意に達し、用地取得事務を受託した。今月27日付で本庁にリニア整備推進局、飯田建設事務所にリニア整備推進事務所を設け、県としての取り組みをしっかり進めていきたい。沿線地域にはさまざまな課題や懸念がある。住民の不安を払しょくすべく一緒になって取り組んでいきたい」とあいさつ。

 「今日はそれぞれの地域の課題や悩みなどを率直に聞かせてもらい、同じ方向を見て進んでいく場にしていきたい。忌憚(きたん)のない意見交換をしたいので、非公開とさせていただく」と述べた。

 約1時間の懇談後、県リニア推進担当部長が非公開部分の内容を説明した。それによると、「トンネル工事で発生する残土を運搬するダンプが多く通るため、排ガスや騒音、振動の問題を危惧しているが、JRから明確な回答がない」「残土を運搬する町村道の改良について提示がない」など、特に説明不足が主な議題になったという。

 「今後、具体的になった時に基本合意書が実効性を持つように県も協力してもらいたい」との要望があり、知事から個別事案について地域の思いを聞きながら対応するようにと指示があったと説明した。

  

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