県境域開発協議会が崩落現場復旧の要望

政治・行政

[ 2017年 3月 22日 水曜日 15時18分 ]

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 長野・愛知県境域の5町村でつくる県境域開発協議会(会長・永嶺誠一天龍村長)は21日、昨年12月24日に天龍村と愛知県豊根村を結ぶ県道飯田富山佐久間線の同村富山地区で発生したのり面の大規模崩落が、いまだ復旧の見通しが立っていないことから、担当する同県新城設楽建設事務所の石川博英所長らに早期復旧を求める要望書を提出した。

 天龍、豊根の両村をはじめ、阿南町、根羽村、売木村の構成町村の正副村長らと議長が出席。会長の永嶺村長は「この路線は長野県、愛知県とも県道1号に指定されており、天竜川沿いに両県を結ぶ重要な生活路線であり、天竜奥三河国定公園を通過する観光路線」とした上で、「のり面崩落の規模が大きいが、1日も早く復旧することを願っている」とあいさつ。

 豊根村の伊藤実村長は「通行止めからは国道151号を利用しての迂回を余儀なくされ、通院や買い物などの日常生活に大きな影響を及ぼしている」と指摘。「緊急輸送道路にも指定されていることから、いつまでこの状況が続くのか地域住民から不安の声も高まっている」として、通行止めの早期復旧について要望署を手渡した。

 永嶺村長によると、石川所長など同建設事務所側も理解を示し「鋭意努力する」と述べたという。

 崩落現場は天龍村境から約1キロの地点で道路から高さ約85メートル、幅約50メートルにわたり土砂が崩れ、県道に流入している。現在、地質調査などを行い復旧工法を検討している段階で、復旧のめどは立っていない。

 天龍村ではほかにも、21日未明、阿南町と天龍村を結ぶ県道飯田富山佐久間線(通称湖岸道路)の同村長島地籍で、1月20日に道路ののり面が崩落して復旧作業が続けられていた現場で再び大規模な土砂崩落が発生した。県下伊那南部建設事務所は同村長島―平岡までの約5・1キロ区間を全面通行止めにして対策を検討している。

  

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