県知事選予想通り一騎打ちに、炎天下17日間の舌戦始まる

政治・行政

[ 2014年 7月 25日 金曜日 13時28分 ]

 任期満了(8月31日)に伴う県知事選は24日告示され、予想通り現職と新人による一騎打ちの選挙戦に突入した。争点は現県政の4年間の評価をはじめ、全県的に関心が高い人口問題や少子化、高齢者問題、地域経済の活性化、雇用問題などに加え、唯一の長野県駅が飯田市上郷飯沼に設置されるリニア中央新幹線計画推進の是非、県庁が遠い南信地域への第2県庁的機能の配置、子ども・障がい者の医療費の窓口無料化など多岐にわたる。炎天下17日間にわたり舌戦を繰り広げ、8月10日に投開票を行う。期日前投票は25日から最寄りの市町村役場で始まる。

 立候補の届け出は、長野市の県庁で午前8時半から行われ、2度のクジ引きにより、現職で再選を目指す阿部守一氏(53)=無所属、長野市=、新人で信州大名誉教授の野口俊邦氏(71)=無所属、上伊那郡南箕輪村=の順に立候補を届け出た。立候補の届け出は午後5時に締め切られ、両氏による一騎打ちが確定する見通し。届け出を終えた両候補はさっそく出陣式や出発式で第一声を上げ、舌戦の火ぶたを切った。

 阿部候補は午前8時から長野市内のホールで開いた出陣式に臨み、ホール前の広場で第一声。「この4年間、公約の9割を実行できた。次の4年間は人材教育、生きがい健康、環境経済、人口定着、グローバル観光の5つの県づくりを目指す」と公約を説明。「これまで通り、県民参加・県民協働で取り組む。県民の思いをしっかり受け止め、共に考えて行動する県政を貫く」と決意を訴えた。

 野口候補は午前8時半すぎ、長野市内の事務所前で開かれた出発式に臨み、第一声。「阿部知事の県政はその場を取り繕うだけで本質が分からない。浅川ダムを検証しないまま着工しており、住民への説明責任を果たしていない」と批判。リニア計画についても否定的な考えを示した。また、子どもや障がい者の医療費窓口無料化を主張。集団的自衛権、TPP、原発に反対する県政を訴えた。

 23日現在の県内の選挙人名簿登録者数は175万1844人。うち飯田下伊那は13万6185人(7・8%)となっている。

  

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