県知事選出馬予定の3氏が公開討論会

政治・行政

[ 2010年 7月 20日 火曜日 10時33分 ]

 22日告示、8月8日投開票の知事選で、日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会は17日夜、立候補予定の新人3氏を招いての公開討論会を長野市生涯学習センターで開いた。今知事選をめぐり、3氏が顔をそろえての討論会は初。「県政の最重点課題」「少子高齢化対策」「景気活性化策と雇用対策」などをテーマに主張を重ね、約250人が耳を傾けた。

 出席したのは、表明順に前安曇野ちひろ美術館長の松本猛氏(59)=安曇野市=、元副知事の阿部守一氏(49)=松本市=、前副知事の腰原愛正氏(63)=大町市=の3人。発言順や時間を定めて意見や考えを伝えた。

 県政の最重点課題3点について、松本氏は経済の活性化をまず挙げて「即応性で期待できるのは観光」と指摘。景観の美しさをドラマ誘致などで活用、発信することで、多くの人たちを呼び込みたい考えを示した。弱者の立場に立った施策、豊かな教育も課題とした。

 腰原氏は「第一は産業雇用対策。健康医療、環境省エネなど成長期待産業を産学官連携で推進する。民間人を積極登用する」と約束。安全で質の高い医療提供、未来を担う人材育成に向けたきめ細かな教育、子育て環境づくりも重要視した。

 阿部氏は「県民主権を確立する。皆さんの声が反映される県政をイの一番に行う。権限、財源の委譲が必要」と主張。続いて「政策では一番大事にしたい」とする教育の再生、切れ目ない景気雇用対策を列挙した。

 最終演説で腰原氏は「長野県への愛着は誰にも負けない。あちこちに埋まっている宝を掘り起こし、アピールしていく」、阿部氏は「豊かな自然、美しい景観、伝統文化を次代へ引き継ぐ。今こそ県民主権。皆さんの思いを県政に反映させる」、松本氏は「トップが現場を走り回れば職員も変わる。現場の目線を常に持ち続ける、本当に弱い人の立場に立つことを信条にする」などと思いを語った。

 告示後は、立候補者主催の合同個人演説会が28日に駒ケ根市の駒ケ根総合文化センター、30日に松本市の勤労者福祉センターで午後7時から予定されている。

  

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