県議選下伊那郡区 吉川氏トップで3選

政治・行政

[ 2015年 4月 13日 月曜日 0時29分 ]

 統一地方選の前半戦となる県議選は12日、投票が行われ、即日開票の結果、新県議の顔ぶれが決まった。5人が立候補した飯田市区(定数3)は、無所属現職の小島康晴氏(59)=高羽町、民主・社民推薦=が3期連続トップ当選を飾り、自民現職の古田芙士氏(74)=上殿岡、公明推薦=が8選、自民現職の小池清氏(57)=下久堅、公明推薦=が4選を果たした。三つどもえの争いとなった下伊那郡区(定数2)は、無所属現職の吉川彰一氏(44)=高森町吉田、民主推薦・社民支持=がトップ当選で3選を飾り、自民現職の高橋岑俊氏(70)=松川町元大島、公明推薦=が2選を果たした。

 吉川氏 「信頼に応え恩返し」 3選果たし決意新たに

「信頼をいただいた皆さんの声に応え、恩返しにつなげる」。現新3人の三つどもえを制し、3選を果たした吉川彰一氏は、多くの支持者に囲まれ喜びをかみ締めた。

 吉川氏は午後8時すぎ、開票を見守る会の会場となった地元の高森町吉田区民会館に姿を現した。すでに当確の一報が伝わっており、待ちわびた支援者からは大きな拍手。「おめでとう」「頼むぞ」の声が次々に掛けられ、握手を求められると表情を緩めた。

 8時半から始まった祝勝会の会場に姿を見せると、再び大きな拍手。車いすから降り、つえを突きながら歩をゆっくり進め、ステージ前で花束を受け取った後、万歳三唱で3選を祝った。

 吉川氏は「こんな体になったけどもう一度県議会へと送り出してもらい、一生懸命やらせていただく。明日からよろしくお願いします」と頭を下げた。

 選対委員長を務めた熊谷宗明さんは「不とう不屈の覚悟で、自分と戦った結果。選んで良かったと思われるような議員活動を目指してほしい」と背中を押した。

 民主県第5総支部の中嶋康介代表、選対の森田恒雄最高顧問や岡庭一雄相談役らが祝福の言葉。だるまの目入れを行うなどして3度目の当選を祝った。

 吉川氏は1月末に脳幹出血で倒れ、退院直後の選挙戦となったものの、積極的に遊説カーに乗るなどして体調の回復ぶりをアピール。若者の政治参加や子育て支援の充実などを訴え、リニア中央新幹線では「心配や不安の声を愚直に届ける」と主張を重ねた。

  

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