県議選告示 飯田下伊那は8人が立候補

政治・行政

[ 2015年 4月 4日 土曜日 11時16分 ]

 2015年統一地方選の前半戦となる長野県議選が3日告示され、12日の投開票に向けて9日間の選挙戦に突入した。飯田下伊那では、午前8時半の受付開始時に飯田市区(定数3)で現職3氏と新人2氏の計5人、下伊那郡区(定数2)で現職2氏と新人1氏の計3人が立候補の届出を行い受理された。立候補の届出は午後5時まで受け付けるが、両区とも他に動きは見られない。

 立候補届出の順番は、くじをひく順番を決めるくじ、受付順番を決めるくじの2回行われ、受付が完了した段階で届出の順番が決まった。各候補とも事前審査を受けていたため、受付はスムーズに行われ、公営物品など“選挙の7つ道具”を受け取ると足早に各派の選挙事務所に帰って行った。

 飯田市区の立候補者は届出順に無所属2期の小島康晴氏(59)=高羽町、民主・社民推薦=、自民3期の小池清氏(57)=下久堅、公明推薦=、共産新人の水野力夫氏(35)=上郷飯沼=、自民7期の古田芙士氏(74)=上殿岡、公明推薦=、無所属新人の河野勉氏(61)=大瀬木=の5人。

 下伊那郡区は順に無所属新人の児島博司氏(65)=下條村睦沢=、無所属2期の吉川彰一氏(44)=高森町吉田、民主推薦・社民支持=、自民1期の高橋岑俊氏(70)=松川町元大島、公明推薦=の3人。

 飯田市区は前回と同じように現職3人に新人2人が挑む。現職が議席を守れるか、共産党が悲願の初議席なるかが最大の注目点となる。一方、下伊那郡区は前回と同じように三つどもえによる1人落ちの少数激戦だが、現職2人(前回1人)に新人1人(同2人)が挑む構図となった。

 今回の県議選は、昨年8月に阿部守一知事が再選されて初めて行われる。共産党を除くオール与党といわれる県会の勢力分野がどう変化するか。当地域では、県議会の党派別に飯田市区が自民2人、改革・新風1人、下伊那郡区は自民1人、改革・新風1人の内訳となっている。

 人口減少が大きな課題となるなか、子育て支援、子どもや高齢者も安心して暮らせる県づくりにどう取り組むか。人口定着のため働く場所を確保できる産業づくりや、昨年の大災害の教訓を踏まえた防災・減災対策の推進なども争点となる。加えて当地域では、リニア中央新幹線と三遠南信自動車道の開通を見据えたハード、ソフト両面での地域づくりが重要な時期を迎えており、地域づくりをめぐる活発な論戦が期待される。

  

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