県議選当選者決まる

政治・行政

[ 2019年 4月 8日 月曜日 1時19分 ]

 統一地方選前半の県議選は7日に投票が行われ、即日開票の結果、飯田市・下伊那郡区(定数4)では得票順に公明新人の川上信彦氏(48)=平谷村=、無所属新人の熊谷元尋氏(62)=高森町吉田=、無所属現職の小島康晴氏(63)=同市高羽町=、自民現職の小池清氏(61)=同市下久堅=が当選した。下伊那郡内の新顔2人が上位当選を果たし、同市内の現職2人が続いた形。59票差で敗れた自民現職の古田芙士氏(78)=同市上殿岡=ら現職2人、新人2人が涙をのんだ。

 3月29日に告示され、県内23のうち、14の選挙区で計9日間の選挙戦を展開。飯田下伊那地域は、旧飯田市区(定数3)と旧下伊那郡区(定数2)を合区し、定数1減4の「飯田市・下伊那郡区」として初めて行った。

 人口減・少子高齢化対策、産業振興、医療・福祉充実などに加え、飯伊では8年後に開業が迫るリニア中央新幹線の活用も争点の一つになった。合区と定数1減の環境の変化の上に8人が乱立し、ベテランと若手、政党公認と無所属、与党と野党、旧飯田市区と旧下伊那郡区などさまざまな構図が複雑に絡み合う中で選挙戦は展開した。

 初当選をトップで飾った川上氏は1万4773票を獲得。昨年9月の出馬表明以降、飯伊では初の県議誕生を目指す党の積極支援により、全域で組織戦を展開した。石井啓一国交相など大物政治家も応援に入り、公明支持層を固めた他、地盤の郡西南部6町村で最多得票となった。

 熊谷氏は1万1754票を獲得。高森町長3期12年の経験を踏まえ、「市町村長と思いを共有する」との政治姿勢を前面に打ち出して戦った。推薦する連合長野の支援も得ながら広げ、地盤の高森町の他、松川町、豊丘、大鹿村の郡北部4町村で最多得票を獲得した。

 現職の最多得票は 4選を果たした小島氏で1万1179票。自治の力を引き出す地域づくりや、安心安全な居場所づくりを掲げた。推薦する連合長野や社民、新政信州の支援を得ながら選挙戦を展開。飯田市で最多得票となった。

 小池氏は1万370票を獲得して5選。昨春にいち早く出馬意向を示し、郡内を精力的に巡った。不出馬の郡区元職、高橋岑俊氏の支援を得て郡北部で浸透を図った。

 投票率は58・89%。飯田市、下伊那郡とも旧選挙区で行った2015年の前回選を上回った。

◎写真説明:首長らと当選祝う川上さん

  

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