4月1日告示、同10日投開票の県議選で、立候補届出書類の事前審査が28日に県内各地で行われた。飯田市区は同市役所で、下伊那郡区は飯田合同庁舎でそれぞれ行い、すでに出馬を表明している計8氏の関係者が出席。選管の担当職員が申請書類の記載などに誤りや不備がないかどうかを確認した。
同日正午までに審査を受けたのは、順に飯田市区が自民6期の古田芙士氏(70)=上殿岡=、自民2期の小池清氏(53)=下久堅=、共産新人の窪田泉氏(55)=龍江=、無所属新人の田畑和司氏(57)=三日市場=、無所属1期の小島康晴氏(55)=高羽町=の5派。
一方の下伊那郡区では午前中までに無所属1期の吉川彰一氏(40)=高森町吉田=、自民新人の高橋岑俊氏(66)=松川町元大島=、無所属新人の熊谷秀男氏(61)=阿智村春日=の3派が審査を受けた。
16日の南信地区立候補手続説明会には、地域政党「減税日本」の関係者が「下伊那郡区」の区分で出席したが、同党が26日夜に松本市で開いた会見などによると、飯伊両区での公認、推薦の予定はない。