第48回衆議院議員総選挙結果

政治・行政

[ 2017年 10月 23日 月曜日 1時10分 ]

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 第48回衆議院議員総選挙は22日に投票が行われ、即日開票の結果、自民が単独過半数を超えて大勝した。午後11時半現在、与党の自公は改憲の国会発議が可能な3分の2(310議席)をうかがう勢い。希望が伸び悩む一方、立憲民主が躍進して野党第一党となる見通し。前新3人が1議席を争った長野5区は自民前職の宮下一郎さん(59)が9万1542票を獲得し、無所属新人の曽我逸郎さん(61)、希望新人の中嶋康介さん(40)を圧倒して5選を果たした。

 小選挙区の区割り見直しで総定数は10減の465議席。小選挙区で6減の289議席、比例代表で4減の176議席を選んだ。

 同現在、自民(公示前284議席)は単独過半数(233議席)を上回る260議席を獲得。公明(同34議席)と合わせ、与党で3分の2をうかがう情勢となっている。

 希望(同57議席)は伸び悩み、公示前を下回る見通し。立憲民主(同15議席)は40議席を超え、躍進している。

 共産(同21議席)、維新(同14議席)、社民(同2議席)は苦戦している。

 衆院選は9月28日の解散を受け、10日に公示された。安倍政権の是非や消費税、憲法、北朝鮮問題、原発政策、地方創生などを争点に、「自民・公明」「希望・維新」「立憲民主・共産・社民」による3極対決の構図で展開した。

 長野5区も同じ構図で、宮下さん、曽我さん、中嶋さんが伊那谷を舞台に三つ巴の戦いを繰り広げた。

 宮下さんは伊那市の祝勝会場で「当選したからには約束を果たさなければならない。これからが私の正念場」と決意を述べた。

 「安定した自公政権」による北朝鮮対応や全世代型社会保障の実現を訴えた他、「伊那谷を人口減少を乗り越えるモデルにする」と主張。リニアや三遠南信道を生かした地域振興を掲げた。陣営は解散直後から基盤を固め、各支部を軸に組織選挙を展開。自公の支持層を固めるとともに、無党派にも広げた。

 「改憲勢力が3分の2以上になるのを阻む」としてリベラル層の受け皿となった無所属の曽我さんは4万8588票で次点だった。出馬表明が公示直前となり、態勢が整う前の選挙戦突入となったが、支援する市民団体が軸になり、各地で集会を開くなど精力的に展開。支援した共産や社民の支持層も固めた。

 希望の中嶋さんは前回から3170票減らして4万3425票だった。公示直前の民進・希望合流の混乱もあり、十分な組織固めができず、連合の支援を受けたが苦戦。「2大政党をつくる思いで臨む」とし、安倍批判を重ねたが、広がらなかった。

 長野5区の有権者は28万7462人で、投票者数は18万7188人。台風21号が接近する荒天の投票日となったが、投票率は09年の第45回以来3回ぶりに伸び、5・25ポイント増の65・11%だった。

 信任された安倍晋三首相は11月1日にも召集される特別国会の首相指名選挙で首相に指名され、第4次内閣を発足させる。

  

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