統一地方選後半の告示まで1週間

政治・行政

[ 2019年 4月 9日 火曜日 15時00分 ]

 任期満了に伴い統一地方選後半に行われる松川町、根羽村、豊丘村の3町村長選の告示まで、1週間を切った。松川町は現職と新人2人の計3派が立候補を予定。根羽村は現新の一騎打ちになる見通し。豊丘村は現職のみが立候補を表明している。阿南町、根羽村、下條村、泰阜村、豊丘村、大鹿村の6町村では議員選が行われる。16日告示、21日投開票の日程。

※松川町長選

 松川町長選は、これまでに無所属の現新3人が立候補を表明。16年ぶりの選挙戦になる見通し。

 現職で2期目の深津徹氏(70)=元大島=は昨年12月の町議会定例会一般質問で、3選を目指して立候補する意向を明らかにした。2期8年の実績と経験を生かして政策には「継続と変革」を掲げ、緒課題と向き合う中で「最幸(さいこう)の町」をつくるとする。地域共生社会を目指すほか、住民の安全安心に向けた施策の拡充、持続可能な自治体づくり、関係人口の拡大―などを政策の柱に据える。

 新人で元町教育委員の宮下智博氏(39)=大島=は2月、「行政主導から住民主体のまちづくりを目指す」と表明。町の明るい未来に向けて、地域の声を吸い上げる仕組みを作るとし「一人一人の声、ひらめき、アイデアを行政につなぐ」と訴える。住民との対話を重視した町政を進めたい考えで、子育て環境の充実や「住みたい町」へ魅力発信、高齢者福祉にも力を入れるとする。

 新人で元町議の加賀田亮氏(48)=元大島=は3月、「人材を育成し、地方の持続と継承の基盤にする」と出馬表明した。住民福祉の向上と社会資本の維持を強調。「次世代を担う人材育成・投資を歓迎し推進するまちづくり」を基本理念に据え、若い人が萎縮しがちな現状を指摘すると「行政は黒子となって人材育成の支障壁を埋める。新しいチャレンジを歓迎する雰囲気をつくる」と語る。

 町長選は3回連続で無投票当選となっている。

※根羽村長選

 根羽村長選は当初、現職2期目の大久保憲一氏(61)=中野=の無投票3選が濃厚と見られたが、告示10日ほど前になって村議で新人の南木一美氏(39)=上町=が出馬を表明。現新の一騎打ちの情勢に変わった。

 大久保氏は村議会3月定例会で出馬を表明。「村民が地域に自信と誇りを持って生き生きと暮らし次世代を担う子どもたちに引き継いでいく村」を掲げ、経済と▽雇用▽サービス―の3つの循環と流域連携を掲げる。

 南木氏は当初村議選への出馬を予定していたが、2日の予定者説明会の状況を見て村長選への立候補を決意。「人口減少が大きな課題。現在の状態では、子や孫の時代に帰ってくる場所がなくなってしまう」と訴える。

 村長選は前回、無投票で大久保氏が再選。前々回は新人2人による20年ぶりの選挙戦となり、大久保氏が有効投票数の75%を獲得し初当選している。

※豊丘村長選

 豊丘村長選は、現職で2期目の下平喜隆氏(64)=無所属、神稲=のみが立候補を表明している。

 下平氏は昨年12月の村議会定例会の閉会あいさつで「可能性にあふれた未来の豊丘村を実現する」と述べ、3選を目指して出馬する意向を明らかにした。

 昨年4月にオープンした道の駅「とよおかマルシェ」に触れ、「産声を上げたばかりで元気な豊丘の核として育てなくてはならない」と述べた。人口減少や少子化対策のスピードアップを図り、生産年齢人口を増やしリニア時代に備えたい意向。都市部との交流を図る中で「企業版ダーチャ」に道筋を付けるとする。

 今のところ他に表立った動きはない。

  

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