統一地方選後半の投開票

政治・行政

[ 2019年 4月 22日 月曜日 15時36分 ]

 第19回統一地方選後半の町村長選と町村議選は21日、投開票された。現職と新人の無所属3人で争った松川町長選は、新人で元町教育委員の宮下智博氏(39)=大島=が現職の深津徹氏(70)=元大島=を1037票差で破って初当選した。根羽村長選は現職の大久保憲一氏(61)=中野=が3選を果たした。

 三つどもえとなった松川町長選で、新人の宮下氏が現職の深津氏、元町議の加賀田亮氏(48)を破った。39歳の宮下氏は、県内の現職市町村長で最年少となる。これまでの現職最年少は今年2月の御代田町長選で初当選した小園拓志氏(41)だった。

 町長選が選挙戦に突入するのは竜口文昭氏と下澤政弥氏氏が争った2003年以来。16年ぶりで、投票率は68・17%だった。

 町民が現町政の継続と刷新のどちらを選ぶのか注目を集めた。

 宮下氏は昨年11月末に出馬の意向を示し、今年2月に「行政主導から住民主体のまちづくりを目指す」と正式表明した。庁内の停滞する雰囲気と町の閉塞感を指摘した上で、今回の選挙を「松川町が変わるための第一歩」と位置付け、「新しい風を吹き込み、混迷する町政を断ち切る」などと訴えた。

 上段部の上大島を地盤とし、候補のいない上片桐や生田に加え、対立候補のいる元大島でも票の切り崩しに奔走。現町政への批判票を取り込んで得票を伸ばし、若年層も意識して名前や人柄、政策の浸透を図った。

 初当選を決めた宮下氏は「ここが自分としても町としてもスタートライン」と決意を新たにした。

 深津氏は、昨年12月の町議会定例会一般質問で、3選を目指して立候補すると表明した。自身も初となる選挙戦では、町内全域を網羅する後援会組織を生かして運動を展開。住んでいる人が幸せだと感じる「最幸(さいこう)の町」や、町長2期8年の実績を訴えて支持を集めたものの及ばなかった。

 加賀田氏は3月、「人材を育成し、地方の持続と継承の基盤にする」と出馬表明した。草の根的な選挙戦を通して訴えたが、広がらなかった。

 開票作業後、町選管は選挙会を開いて宮下氏を当選人に決定、その場で当選証書を交付した。

◎写真説明:万歳し初当選を喜ぶ宮下氏

  

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