統一選後半 新たな顔ぶれ出そろう、泰阜、豊丘、大鹿3村議選

政治・行政

[ 2015年 4月 28日 火曜日 13時49分 ]

豊丘村議選竹村 統一地方選後半の泰阜、豊丘、大鹿の3村議選は、26日投開票が行われた。計31人が当選。このうち女性は5人。無投票となった松川町や根羽村など3町村長選と、阿南町や下條村など3町村議選を含め、新たな顔ぶれが出そろった。

 

 12年ぶりの選挙戦となった泰阜村議選は、新人3人と現職7人が立候補し激しい選挙戦を繰り広げた。選挙戦を経験した候補が少なく、票の動きが読みにくいとされる中、新人の中島正夫さん(66)が現職を抑えてトップ入り。当初、当確ラインは「3桁台」と読まれたが、上位陣が予想以上に得票数を伸ばし、当落は2桁台の接戦で明暗を分けた。

 

 現職9人、新人6人の構図となった豊丘村議選は、新人の平澤恒雄さん(60)と滝川利秋さん(同)が健闘し、そろって上位当選を果たした。当選者の年齢幅は40代から70代で、女性は2人。党派別では共産2人、公明1人のほかは無所属。

 

 1人落ちの大鹿村議選は、最後の1議席で2人が同じ得票数となるなど少数激戦となった。県外から移り住んだ「Iターン」者の割合が高いのが特徴で、Iターン者は8人のうち3人。23年前に神奈川県横浜市から移住した新人の建築業、秋山光夫さん(73)=鹿塩=は3回目の挑戦で初当選となった。同じIターンの手塚直人さん(48)=鹿塩=は善戦したものの、くじ引きによって涙をのむ結果となった。女性は改選前から1人増え3人。

 

 投票率は、豊丘村議選は75・78%で前回より10・30ポイント低い。前回は村長選、村議選のダブル選挙だったが、今回は村長選が無投票となり、投票率にも影響が及んだとみられる。大鹿村議選は、前回より1・99ポイント低下。泰阜村議選は87・42%だった。

 

豊丘村議選

 

 「私は全くの素人。しっかり勉強して、女性の目線で仕事をしたい」。事務所に集まった支持者に感謝しながら、新人の竹村直子さん(48)は謙虚に抱負を語った。

 

 3人いた女性議員のうち2人が引退。無投票の可能性も高まる中「女性議員の火を絶やしてはいけない。無投票にもしたくない」と、10日に出馬を決意。正式表明は一番最後となり、当初は後ろ盾もなかったが、精力的な遊説で票を積み重ねた。

 

 村政には是々非々の立場で臨む考えで、シングルマザーだった経験から「村内に母子寮を」を公約の筆頭に掲げる。高齢者と子どもの触れ合いの場づくり、女性の声の反映、村の発展に向けた橋の架け替えにも意欲をみせる。

 

 「名前の通り、私は直球勝負。若い世代も村政に感心を向けてくれるのでは」と話す。

 

  

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