継続か刷新か争点に

政治・行政

[ 2020年 10月 12日 月曜日 12時06分 ]

 任期満了に伴う飯田市長選は11日告示され、届け出順に、新人で前副市長の佐藤健氏(52)=無所属、鼎名古熊=と現職4期目の牧野光朗氏(59)=無所属、八幡町=、新人で会社役員の熊谷章文氏(68)=無所属、阿智村智里=の3人が立候補を届け出た。市長選はこれまで2期連続で無投票で決まっており、選挙戦は12年ぶり。現市政の継続の是非を主な争点に、18日の投開票に向けた戦いが始まった。

 佐藤氏は停滞感と閉塞(へいそく)感の打破を強調するのに対し、牧野氏は行財政や市立病院の改革を含め実績と経験をアピール。両陣営が選挙カーで市内全域を回る一方、熊谷氏は選挙事務所前の街頭で第一声を放った後はブログを通じて主張を発信した。

 佐藤氏は午前8時半に始まった出陣式に臨み、9時前に第一声。選挙事務所前の駐車場で選挙戦をスタートさせた。

 マイクを握った佐藤氏は「飯田を日本一住みたいまちにする」と主張した。政治姿勢は対話と現場主義。「心かよう市政」を信念とし、市民の声を聞きながら「1つ1つ課題を解決し、こんな飯田市をつくりたいという夢を実現させる市政を行う」と約束した。

 コロナ禍やリニア対応などを踏まえ、「誰が市長になってもかじ取りが難しい時代」とも。「新人に任せて大丈夫かと思うかもしれない」としながらも、国や県、周辺市町村とのパイプを指摘すると胸を張った。

 牧野氏の陣営は午前8時40分からJR飯田駅に隣接する公園で出陣式を行った。

 第一声を上げた牧野氏は16年間にわたって築いてきた絆や、菅義偉首相とのつながりを強調。県外や三遠南信との結び付きも強くなり、周囲の理解と協力に感謝した一方、今回の選挙戦に触れると「多くの人と絆を強めてきたにも関わらず大激戦になっている。ひとえに私のふがいなさ」と頭を下げた。

 取り巻く危機としてコロナの影響と地域経済の立て直し、3つ目に絆を挙げた。「築いてきた絆が選挙の結果次第では全て断ち切られるかもしれない」と指摘。「そんなことは許してはいけない」と支持拡大を訴えた。

 新型コロナウイルス感染防止のため、両陣営とも大規模な集会を控えるとし、初日はミニ演説などを重ねた。

 熊谷氏は共同経営する建築士事務所に選挙事務所を構え、午前10時に事務所前の街頭で第一声。選挙期間を通して遊説はしない意向で、主張は自身のブログで発信するとした。

 市役所の改革、林業と農業の基幹産業化、入札制度改革などを主な政策として掲げる。市役所の改革については「職員の力が発揮できるようにしたい」と主張。入札制度は「指名競争入札から一般競争入札にすべき」などと訴える。

 第一声で全国を道や州に再編する道州制に言及すると「理想的な国づくり」。首都機能を分散する必要性を語り、リニア中央新幹線に絡め「リニアはそのきっかけになる」とみた。

 10月10日現在の有権者数は8万2546人(男3万9447人、女4万3099人)。うち18歳が1014人(男481人、女533人)、19歳が953人(男449人、女504人)。

  

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