衆院選公示 長野5区予想の5人が立候補

政治・行政

[ 2012年 12月 5日 水曜日 15時45分 ]

 第46回衆議院議員選挙が4日に公示され、16日の投開票まで12日間の選挙戦がスタートした。民主党中心の政権を継続させるのか、自民・公明両党に奪還させるのか、第3極に新たな期待を託すのか、次期政権の枠組みをどう決めるかが最大の焦点。小選挙区の長野5区では順に、日本未来の党前職の加藤学候補(43)、自民党元職の宮下一郎候補(54)、社民党新人の池田幸代候補(40)、民主党新人の花岡明久候補(33)、共産党新人の三沢好夫候補(68)の計5人が届け出を行い、舌戦を開始した。

 長野5区は花岡氏を除く4人が2009年の前回選と同じ顔ぶれで、前職、元職、新人3人が議席を争う混戦となっている。

 5人は午前8時半過ぎから、本拠を置く飯田市または伊那市内で第一声を放った。

 民主を離れ、未来から再選を目指す加藤候補は、飯田市の中央公園で「消費増税に反対して民主を離れたが、国民との約束を軸にぶれずに進む」と強調。卒原発や新エネルギー産業による景気浮揚、三遠南信道の予算確保などを公約に掲げた。

 復活当選を目指す自民の宮下候補は伊那市の本部事務所で「全力で働き、日本の未来を切り開く」と決意を表明した。公約には社会保障や少子高齢化対策の充実、政治主導による三遠南信道、リニア計画の推進、当面の金融緩和などを挙げた。

 前回に続く立候補となった社民の池田候補は伊那市の事務所前で「脱原発と人に優しい社会を実現する」と主張。平和憲法の遵守や伊那谷の自然を生かしたエネルギー産業の創出と若者の定住促進、少子高齢化対策の充実などを訴えた。

 もっとも遅く25日に出馬表明した民主の花岡候補は、飯田市鼎名古熊の事務所で「共助の社会、明日への責任が持てる政治を実現する」と決意。年金、医療、介護、子育ての不安払拭に引き続き努めるとし、民主政権の継続を求めた。

 4度目の立候補となった共産の三沢候補は伊那市で「ふるさとの思いを受け止め、政治改革に取り組む」と語った。公約には税金の無駄遣いの廃止、TPP反対、農林業を軸にした雇用・経済対策の推進、脱原発、増税反対などを掲げた。

 衆院選は2009年8月以来、3年4カ月ぶり、46回目。消費増税と社会保障、原発依存とエネルギー、外交・防衛、憲法改正、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加、地方分権などをめぐり、浮上している争点はいずれも重く、各課題ごとに異なる政策を打ち出している各政党の総合力が問われる選挙となる。

 全国では選挙区と比例区を合わせ、およそ1480人が立候補。県内では正午までに5つの選挙区に計23人が立候補している。

 衆院選公示日前日にあたる3日現在の選挙人名簿登録者数によると、長野5区の有権者数は男性13万9091人、女性14万9856人の計28万8947人で、前回選挙同時期比3441人減。このうち、飯伊14市町村の有権者は13万7029人で2257人減少している。

 選挙戦は投開票日前日の15日まで。

  

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