衆院選4選の宮下一郎さんが記者会見

政治・行政

[ 2014年 12月 17日 水曜日 17時41分 ]

 圧勝で4選を果たした5区の宮下一郎さん(56)=自民=は当選した翌15日、伊那市の本部事務所で共同記者会見を開き、選挙戦を振り返りながら、あらためて今後の決意を語った。

 ―一夜明けての心境は

 「あらためて皆さんの思いの重さを感じている。引き続き、地方創生や日本のデフレ脱却、国政の課題に向けて頑張っていきたい」

 ―目標は10万票だったが、今回の得票数について

 「前回支持してくれた方々にはもう一度という思いと、できれば1人でも多く支持を広げてもらい、国政で働かせてもらいたいと訴えてきた。投票率低下の動きを乗り越えて支持拡大を訴えてきただけに、前回よりも落ちてしまった点は残念だった」

 ―中堅以上の立場になるが

 「安倍内閣の一員として財務副大臣のポストに就いて仕事をしていることからも、政権の中で自分の役割をしっかり果たしていく。地域の課題に応えることはもちろんのこと、国全体の運営に責任を持って取り組んでいくことがより一層求められる立場になっていく」

 ―今後もスタンスは変わらないか

 「アベノミクスは道半ばであり、地方創生、成長戦略、民間活力の促進などさまざまな面で正念場。それを当地区でも、全国レベルでも展開していくことが日本の底力を引き出し力強い日本をつくる基盤になる。そのためにも多くの意見をしっかり聞き、取り入れて進めていく。暴走と国民から判断されれば一瞬で信を失い政権の維持はありえない。緊張感をもって丁寧に臨みたい」

 ―リニアや三遠南信道、地域の課題について

 「三遠南信自動車道本体の早期開通に向けた推進をはじめ、関連する主要道路整備、またはリニア駅設置を見据え、さまざまなバイパスの整備は必要。道路整備は民間活力を引き出す基盤にもなる。道筋から方向性、できればタイムスケージュールも明確に示したい。前向きなアイデアを出すことは責務。またことしは特に災害が多い年になったが、防災、インフラなどの着実な整備推進も大事。さまざまなリスクについて調査し、国民に知ってもらうなど、ソフト面での災害対応も行っていきたい」

 ―選挙運動をする中で、有権者からどんな声が届いたか

 「まだまだアベノミクスの効果が実感しにくい、安定した暮らしに向けて地域を元気にしてほしいという声が一番多かった。そのためにも中小企業や農家、商店街、観光業、それぞれのニーズにあった支援をしていく。ばらまきはしない。知恵を出す前向きな取り組みを支援したい」

 ―昨日から今朝にかけての過ごし方は

 「全体の票や議席数を確認するため午前1時すぎまでテレビを見ていた。自身の得票についても分析した。携帯電話へのメールやフェイスブックにも、多くの皆さんからお祝いの言葉や激励の言葉をいただき、2時ごろまで返信していた。今朝は7時前に起きてニュースから始まった。よしやるぞという気持ちで起きることができた」

 ―最後に一言

 「伊那谷は非常に可能性に満ちた素晴らしいところだが、残念ながら人口は減ってきている。地方創生を平たく言えば地方で暮らす人をもっと増やすということ。この素晴らしい地域で働き、結婚し、子育てし、豊かな老後を過ごす、そんな人が増えることが大事。この地域がもっと繁栄するようがんばっていきたい」

  

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