行政刷新会議員、下條村と阿智村を視察

政治・行政

[ 2009年 11月 11日 水曜日 15時12分 ]

 2010年度予算の概算要求の洗い出し「事業仕分け」を11日から始める鳩山内閣の行政刷新会議で、国土交通省などを担当するワーキンググループの津川祥吾議員(衆院静岡2区)と寺田学議員(同秋田1区)=ともに民主党=が8日、ヒアリング活動で下條村と阿智村を訪れ、両村の下水道と道路事業に関連したコスト削減事例などを視察した。視察で得た情報は事業仕分けを進める上で参考にするという。

 2議員は名古屋からジャンボタクシーで訪れ、両村を1時間半ずつ視察。下條村は伊藤喜平村長と熊谷浩平副村長、課長3人が対応し、役場職員の意識改革や人員削減、全村での合併浄化槽導入、住民参加の材料支給事業で財政コストを削減し、余った財源で若者定住対策・子育て支援事業を実現したことを説明した。

 阿智村では岡庭一雄村長と統括参事、課長2人が対応し、地域事情に応じた下水処理計画の意図と現状、中山間地域の家族経営農業を守るために取り組んでいる堆肥(たいひ)処理事業について、関連施設を見せながら説明した。

 下條村の合併浄化槽を導入について、「補助金がもらえるから」と安直に事業を決定せず将来的負担を勘案し公共下水道でなく全村で浄化槽を採用したことに両議員とも感銘を受けた様子。このうち寺田議員は翌日のインターネットブログで下條村視察の印象を「この村の地方自治を見ているといかに国の補助金がおせっかいなものか、地方に自由な発想、工夫をこらすモチベーションを失わせているかが理解できる。これから本格化する事業仕分けにおいて大きな理念を教え込まれたヒアリングであった」と記している。

 阿智村の下水関連では、人家が密集する地域で集合処理、少ない地域では合併浄化槽を7対3の割合で整備している現状を説明。「上流域の使命」として排水の水質向上に力を入れ、成果を挙げていることなどを語った。

 畜産農家と村が協働で運営している堆肥センターでは、完熟堆肥で育てた有機野菜を地元や県外で販売している取り組みを紹介。見直し対象となっている「強い農業づくり交付金」は有効に活用しており「高齢者の生きがい対策にもつながっている」と強調した。

 岡庭村長は「小村でも水質のよい水を流している。地方交付税を減らすことなく、大切な中山間地域の農業をしっかりと考えてほしい」と訴えた。

  

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