豊丘村のふるさと納税「予想以上」 3億円に迫る勢い

政治・行政

[ 2015年 1月 10日 土曜日 11時43分 ]

 出身地などの地方自治体に寄付すると居住地での税金が軽減される「ふるさと納税」で、豊丘村に寄せられた寄付金の総額が3億円に迫る勢いだ。9日現在2億9800万円。先月のピーク後も1日80万円のペースで増え続けており、村総務課によると、来週中に突破する見込み。「3億円は難しいと思っていたが予想以上」と、うれしい悲鳴を上げている。

 本年度の個人村民税と法人村民税は計2億5500万円で、ふるさと納税でこれを上回る寄付が集まった。

 豊丘のふるさと納税は、2008年度に「ふるさと豊丘応援隊」としてスタート。寄付額に応じて村産のマツタケやリンゴ、ナシ、ブドウ、干し柿などをお礼品として送っている。

 例年だと100万円台で推移し、昨年度は259件、総額783万円。今年度は4月にふるさと納税専門のインターネットサービスで寄付を申し込めるようにし、6月にクレジットカード決済を導入した。すると全国から寄付が相次ぎ、8月に寄付額が1億円を突破。11月30日には2億円を超えた。

 さらに12月に入ると件数が急増。31日はクレジットだけで800万円となった。同課は「今年度分の寄付金の控除を受けるための駆け込みでぐっと伸びた」とみている。謝礼として寄付者に贈る特典を拡充したのも追い風になったようだ。

 下平喜隆村長は「寄付してくれた人たちの気持ちをきっちり形に変えていくことが大事。村の知名度を上げ、特産品の販売増と生産者の所得向上につなげたい」と話した。

 政府は来年度から減税対象となる寄付の上限を2倍に引き上げる方針。ふるさと納税を使う人の裾野を広げ、都市部から地方に税収が移るよう促す狙いで、5つの自治体までなら確定申告なしで自動的に減税される仕組みを始める。

  

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