農愉快の農作業スタート

政治・行政

[ 2012年 4月 28日 土曜日 9時23分 ]

 飯田市の地域健康ケア計画2012で、高齢になっても地域で安心して暮らせるための支援を行うプロジェクトのリーディング事業「農愉快」の2年目の農作業が27日、鼎中平の市民農園で始まった。先週から始める予定だったが、雨で農作業を延期していた。

 農愉快は、市内在住のおおむね65歳以上で農業をやってみたい人や関心のある人を対象に募集。ことしは昨年(8人)を上回る10人から申し込みがあった。昨年に続いて参加する人が3人、ことし新たに参加する人が7人。男4人、女6人の内訳。

 月2回、鼎公民館に集まり、血圧測定と体操をした後、畑へ移動し農作業を行う。ことしは栽培面積を350平方メートル(昨年250平方メートル)に増やし、ジャガイモやピーマン、ナス、オクラ、サツマイモなどを育てる。昨年秋に植えたタマネギ、ニンニク、エンドウも夏に収穫する。

 ことし最初の農作業となったこの日は、ジャガイモの植え付けや、他の作物を植える区画の畑づくりなどを行った。堆肥(牛糞)を三輪車で運んで土づくりをしたり、耕運機を使って畑を耕す作業を繰り広げた。

 昨年に続いて参加した女性(71)は「みんなで作業に汗を流して育てた野菜を収穫する喜びが魅力。毎回お茶の時間も楽しみ」、ことし新たに参加した男性(78)は「友だちに誘われて参加した。農業は戦後、父親と山を開墾してサツマイモを作って以来。やっぱり土いじりは楽しい」と感想を語った。

 農作業を指導する男性(54)は「2年目の農愉快をさらに楽しく愉快にやりたい」、市介護高齢課の課長補佐は「農愉快の取り組みをここだけでなく、他のところにも広げていきたい。農作業を通じて高齢者の健康づくりと生きがいづくりのために指導者の人材発掘が課題」と話していた。

  

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