連合飯田と市長や幹部が7回目市政懇

政治・行政

[ 2015年 8月 20日 木曜日 12時42分 ]

市と連合の懇談 連合長野飯田地域協議会(中島修司議長)と飯田市は18日夜、市政懇談会を同市鼎東鼎のJAみなみ信州営農部で開いた。構成労組の組合員ら約120人が参加。リニア中央新幹線の開業も見据えた持続可能な地域づくりに向け、産業振興や医療福祉の充実、再生可能エネルギー事業の推進などで牧野光朗市長や市の幹部職員と意見を交わした。

 

 労働者の視点で市政や地域課題に向き合い、思いを伝える場に位置付けて開き、ことしが7回目。牧野市長が市政経営の方向と課題を説明した後、参加者が自由に質疑や意見を出し、市側が答えた。連合飯田はリニア関連について、今後に市の担当職員を講師にした勉強会を開く方針を報告した。

 

 産業関連で市産業経済部の部長は、食品の成分表示の法改正を踏まえ、新たな成分分析装置を本年度中に、南信州・飯田産業センター(上郷別府)に隣接する同工業技術センターへ導入することを伝え、活用と周知を呼び掛けた。

 

 上村地区の住民が主体となり、事業化を目指す小沢川の小水力発電について、市市民協働環境部の部長は「地元で水力発電会社をつくる目途がほぼついた。実施設計に至る前の経営シミュレーションを行っている段階」と現況を説明。農業水路を活用した小水力発電の実証実験のうち、鼎切石の伊賀良井では本年度、落差がなくても可能な「クロスフロー」で試みるという。

 

 子育て支援の一環として、3期目の公約に掲げた「高校生までの医療費無料化」について牧野市長は、あらためて「議会の理解を得られれば、来年4月から実施したい」との意向を示した。

 

 このほか、連合飯田側から、将来にわたる看護師など医療従事者の確保対策、南海トラフ地震など災害への備え、定期ワクチン接種の対象拡大、保育料軽減などで意見や要望が出た。

 

 閉会時に牧野市長は「次期総合計画やビジョンを策定していく大切な時期で、連合の役割もますます大きくなる」と期待。中島議長も地域づくりへ積極的に関わる姿勢を伝え、参加者らに「市政情報や懇談内容を各職場へ持ち帰り、伝えてほしい」と呼び掛けていた。

 

  

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