連合飯田、牧野市長らと市政懇談会

政治・行政

[ 2014年 8月 22日 金曜日 12時34分 ]

 連合長野飯田地域協議会(中島修司議長)は18日夜、飯田市との市政懇談会を同市東栄町の飯田勤労者福祉センターで開いた。構成労組の組合員ら約100人が参加。医療福祉の充実やリニア中央新幹線の事業計画への対応などをめぐり、牧野光朗市長をはじめ市の幹部職員と意見を交わした。

 子育て支援の一環として3期目の公約に掲げた「高校生までの医療費無料化」の検討状況を問われた牧野市長は「任期中に実現させたい」と強調。医療の関連で市側は、将来にわたる看護師確保を「地域の大きな課題」と位置付け、飯田医師会などとともに潜在資格者の掘り起こしと養成を軸にした対策検討を進めているとした。

 「親を介護する事例も身近に増えている」として、福祉施策の充実を求める参加者も。市の健康福祉部長は特養待機者の解消を含む計画的な施設整備と介護予防施策の充実の両面で取り組む現状を説明した。

 自宅の近くがリニアのルートという下伊那郡内の男性は、工事や構造物による生活への影響を懸念。事業主体のJR東海や行政の適切な対応を求め「小市民の声を無視することなく、夢のリニアにしてほしい」と訴えた。

 牧野市長は「(中心線や周辺範囲など)個別具体的な決定はこれからだが、認可後の事業説明会の中でJR東海と意見交換をする機会はある。協定を(JR東海と行政、地元などが)結んで、それに基づき工事を進めるよう求めており、締結の中でも具体的な話が出てこよう」と述べた。

 リニアを見据えた地域づくりでは、リニア駅に通じるアクセス道路網の整備や公共交通機関を活用した都市構造、産業人材の育成などの要望も出た。

  

関連の注目記事

powered by weblio