阿南町、移住定住対策促進へ 町のPR動画を作成

政治・行政

[ 2017年 12月 21日 木曜日 15時01分 ]

スマホでも手軽に見ることができる阿南町のPR動画

 本年度、移住定住策に力を注ぐ阿南町は、町のPR動画を作成した。移住者へのインタビューを中心に、国の重要無形民俗文化財などにも指定される祭りや伝統文化を映像で紹介。公式ホームページ上にアップして誰でも閲覧することができる。

 2015年12月の町の人口が4993人だったのに対し、今年12月は4723人と2年間で270人が減少した同町。本年度から移住定住対策を担当する総務課の勝岡志郎さん(34)は「自然減が多いにしても、役場への相談を通じて移住した人はほとんどいないなど、人口維持・増加対策は喫緊の課題」と危機感を募らせる。

 そこで、県の元気づくり支援金を活用してPR動画の作成に着手。町内でも移住者が多い和合地区のIターン者をはじめ、起業移住した元地域おこし協力隊などを起用した。

 移住して27年の男性は農家民泊を行いながら「半自給自足を苦労と感じたことはない。毎日楽しく過ごしている」と強調。元協力隊の女性は「いろいろやろうという前向きな人が多い」と語るなど、インタビュー形式で移住の動機や町の魅力を発信している。

 このほかにも、新野の雪祭りや和合の念仏踊り、早稲田人形、新野の盆踊りなど伝統芸能の宝庫と呼ばれる町の特色や見所を5分44秒にまとめ、紹介した。

 町は、昨年度1度しか参加しなかった都市部で開く移住定住セミナーに、本年度は積極的に参加している。南信州広域連合主催のセミナーや移住促進フェアに東京方面で2回参加したほか、来年1月の名古屋、2月の大阪にも足を運んで町を積極的にPRする予定だ。

 勝岡さんは「移住定住セミナーに参加すると阿南町の知名度が 低いことがよく分かる。まずは広域的に物を捉え、南信州を知ってもらうことも大事だと感じている」と話した。

  

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