阿南町議会、初の「休日議会」で開会

政治・行政

[ 2016年 12月 5日 月曜日 15時27分 ]

日曜日に開いた休日議会を傍聴する住民ら

 阿南町議会12月定例会は4日、初めてとなる「休日議会」で開会した。議場には1日を通して住民ら23人が訪れ、町が抱える課題や政策説明、一般質問に注意深く耳を傾けた。町側は約7400万円を追加する本年度一般会計補正予算案など7議案を提出。議員10人が教育、産業振興、福祉分野などに関する質問を行った。

 昨年12月に同町議会が設置した議会の運営上の課題を検討改正する議会活性化協議会で、「1人でも多くの住民が議場に足を運び、政治や行政への興味関心を深めてもらおう」と休日議会の開催を検討してきた。

 初日は午前9時に開会し、勝野一成町長のあいさつや議案の提出、一般質問が行われた。傍聴した住民らは議員の質問内容や役場側の答弁を聞き、メモを取ったり、うなずく場面もあった。4月に静岡県から移住した同町富草・新木田副区長の勝野光夫さん(62)は「仕事をしている人には休日議会は来やすいと思う。町長がいろいろ歩き回って仕事をしていることも分かった」と話した。

 これまでも町政の動きに興味があったものの、平日はなかなか足を運べなかったという60代の主婦2人は誘い合って議場に訪れ「日曜開会でようやく傍聴できた。とてもいいきっかけになった」と述べた。買い物実態調査を行うため同町に訪れていた愛知大学文学部3年の男性(21)は「リニア新幹線関連に興味があった。議会に参加したことはほとんどないが、これからは興味ある分野について地元議会の傍聴に訪れたい」と語った。

 勝野町長は「傍聴の機会拡大を図る取り組みとして、議会からの提案を受けて実施した。これが議員の担い手を増やし、町政への関心を高めることにつながれば」と期待した。勝野猶美議長や同協議会の小澤公隆会長は「顔を知らない住民や若い人も訪れてくれた。きょうの反省点も踏まえ、休日議会の継続や夜間議会の開催などを研究していきたい」と話した。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

水枯れ、残土に懸念の声 リニア青木川工区 大鹿村で説明会

9月22日土曜日14:13

中山間地の魅力探る 三穂で学生が地域へ提言

9月22日土曜日14:42

泰阜分村の跡地訪ねる 飯田日中友好協会が中国訪問 孤児の身元調査も

9月21日金曜日15:47

母親殺害の疑いで娘を再逮捕 飯田市羽場坂町

9月21日金曜日14:37

かぶちゃん農園の整理解雇受け従業員支援へ 飯田職安が28日に説明会

9月20日木曜日15:57

斜面彩る7万株見頃に 松川町嶺岳寺のヒガンバナ

9月20日木曜日15:58

かぶちゃん農園が社員を解雇へ ケフィア破産、主要販路断たれた影響か

9月19日水曜日15:22

ひとみ座が実演やトーク 川本美術館で「ひょっこりひょうたん島」展

9月19日水曜日15:32

2年ぶり豊作に期待 マツタケの店頭販売始まる

9月18日火曜日15:10

特殊詐欺被害を“ブロック” バレー元全日本の大山さん一日署長

9月18日火曜日15:38

多彩な職業、魅力に迫る 「お仕事キッズタウン」に1000人

9月17日月曜日13:38

新野の行人様ご開帳 鉄下駄レースで絆深める 阿南町

9月17日月曜日13:06

Iターンで平谷にカフェオープン

9月15日土曜日13:26

自殺対策の推進促すキャラバン

9月15日土曜日13:24

園原に3万株のヒガンバナ 24日白蛇縁日で見頃に 特別御朱印も 

9月14日金曜日15:10