阿南町長選 現職勝野氏が再選 3回連続で無投票に

政治・行政

[ 2018年 4月 18日 水曜日 15時50分 ]

万歳三唱で当選を喜ぶ勝野氏(中央)

 任期満了に伴う阿南町長選は17日告示され、同日午後5時に立候補届出が締め切られて、現職の勝野一成氏(62)=無所属、新野=の無投票再選が決まった。無投票は3回連続。今回も選挙戦による政策論争にはならなかった。

 勝野氏はこの日、町内全域を遊説。午後5時に再選が決まり、自宅近くの選対事務所に戻ると、集まった支援者が拍手で出迎えた。 一人一人と固い握手を交わすと、万歳三唱で喜びを分かち合った。

 あいさつに立った勝野氏は「(出馬へ)方針転換したのは、いろいろ思い悩んだ結果で、最後1カ月を残し決断せざるを得なかった」と説明。「地方行政は問題が山積し、一つ間違うと大きな失敗につながり兼ねない。決意したからには町民福祉のために全力で頑張っていく」と述べた。

 勝野氏は昨年12月に不出馬の意向を示したものの、他に候補擁立の動きはなく、3月に一転出馬の意向を表明した。農業振興策の拡充や福祉サービスの充実、地元中高生と企業を結び付ける人口・雇用、定住対策を主張。町の文化財を1カ所に集約する構想や、堆肥生産などの新規事業にも着手する考えを示している。

 旧長姫高校卒業後、1974年に同町職員となり、振興課建設係長を最後に退職。2007年から副町長を務め、合同会社「阿南新川食品」の経営悪化問題で前町長が任期途中で辞職したことに伴い、14年の前回選挙に出馬して初当選した。

 1期目は医療福祉や経済雇用対策、約50億円あった町の借金を6億円余縮減する健全財政化などに傾注した。

 町選管は23日に選挙会を開いて当選人を確定し、勝野氏に当選証書を交付する予定。

 勝野氏の初登庁は5月11日。

  

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