阿南町長選で勝野氏無投票当選

政治・行政

[ 2014年 5月 9日 金曜日 9時12分 ]

 前町長の任期途中での辞職に伴う阿南町長選が6日告示され、新人で前副町長の勝野一成氏(58)=無所属、新野=が無投票で初当選した。同町長選の無投票は2期連続、新野出身の町長は関勝夫氏(1967年4月―75年4月)以来39年ぶり。任期は11日から4年間。

 対立候補擁立の動きもあり、この日の遊説を村内全域に切り替えた勝野氏の陣営は、午後5時半ごろから新野の選対事務所で当選報告会を開催。勝野氏は集まった支援者らとともに万歳三唱で初当選を喜び、「これからが本当の正念場。4年間いかに私が町民のために働けるかが問われるところ。精いっぱい頑張っていきたい」と決意を述べた。

 これまでの事業を継承する意向を示している勝野氏に対し、前町長の佐々木暢生さんは「後継者ができ、やっと責任を果たせたという思い。人口減少の中、雇用の場を確保し、収入を増やしていく環境づくりが課題になる」として、祝福とともに今後の町政運営に期待を寄せた。

 勝野氏は1974年に同町職員となり、振興課建設係長を最後に退職。2007年から副町長を務め、町長選に向け4月24日に副町長を退任した。

 政策の柱には▽子どもから高齢者まで福祉が行き届いた町▽雇用の創出と確保▽国道151号、418号の整備▽リニア新幹線対策▽健全財政の維持―の5項目を掲げ、働く場の確保による農林業の維持を目指す。

 同町長選をめぐっては、選挙戦を望む町民有志の会が候補擁立に向けて動いたほか、町外に住む男性(50代)が立候補を検討していたが、いずれも具体化しなかった。

 町選挙管理委員会は12日午後2時半から当選証書を交付する。初登庁は13日。

  

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