阿智村内で村政懇談会を開催

政治・行政

[ 2014年 11月 3日 月曜日 9時13分 ]

阿智村政懇談会 阿智村内各地で村政懇談会が開かれている。熊谷秀樹村長をはじめ、村の理事者と住民が村政全般や国保会計への法定外繰り入れなどについて意見を交換。これまでに清内路、浪合、智里東で終了し、13日の駒場まで全8会場で開かれる。

 

 このうち31日に開かれた智里東での懇談会で、熊谷村長は村の概要を説明。本庁舎改修が12月上旬ごろから始まることや、産業振興公社の新事務所などが完成を間近に控えていること、昨年の台風による災害復旧工事が遅れながらも順調に進んでいることなどを報告した。

 

 フリートーク形式で行われた懇談では、阿智中学校スクールバスについて意見があった。智里東では4―9月の夏季期間、自転車通学になっているが、保護者らが「不審者が心配で保護者が送迎している。女の子だけでもコミュニティバスに乗れるようにしてもらいたい」などと要望した。

 

 リニア排出土運搬では「国道通行が昼神温泉へ打撃を与える。村としての解決策を提示する必要がある」と意見があり、熊谷村長は「村として国道を回避する代替ルートを設けるよう要望している。対策委員会とともに対応を進めたい」とした。

 

 有害鳥獣防護柵設置では「放棄された場所に柵を作っても意味がないのでは」との意見があり村は「見切りをつけて守りたい場所だけで構わない」とした。中山間農地の遊休農地活用では「軽トラも通れない場所が放棄される」「特産品を作っては」などの意見があり、村側は「農道改良の要望を出してほしい」「キクイモなどがあるが、皆で知恵を出そう。営農推進会議に出席を」と呼び掛けた。また、住民から中山間集落維持の有利な補助制度について情報交換があり、工夫しながら活用していこうとの話があった。

 

 国民健康保険の特別会計で、一般会計から基準外の繰り入れを行う「法定外繰り入れ」について住民に意見を求めた。現在、国保税の大幅な値上げを回避するため基金の取り崩しを行っているが、数年後に基金が底を尽きる可能性がある。飯田下伊那でも複数の市町村で法定外繰り入れを行っている。

 

 住民からは「健康寿命を長くしなければ医療費は増すばかり。健康増進の施策を。昼神温泉があるので、これを観光だけでなく、村民の健康維持に活用すべきだ」などの意見が寄せられた。このほか、同地区でモデル事業が行われる福祉移動サービス「ささえ愛」の状況についても、話し合った。

  

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