阿智村長に新人熊谷氏 無投票は4期連続に

政治・行政

[ 2014年 1月 23日 木曜日 16時27分 ]

 任期満了(2月10日)に伴う阿智村長選が21日告示され、新人の熊谷秀樹氏(45)=無所属、智里=が無投票で初当選した。同村長選の無投票は4期連続。同村で行政経験を経ずに村長に就任する例は熊谷氏が初めて。

 村内全域を遊説した熊谷氏の陣営は、午後7時からJAみなみ信州阿智支所で当選報告会を開催。熊谷氏は花束を受け取ると、集まった二百数十人と万歳三唱で初当選を祝った。

 熊谷氏は出馬表明した12月初旬以降の支援に感謝すると「子どもの頃から争いごとをまとめ、サービスをし、人のためになりたいという思いがあった。村のために働くのは学生時代から望んでいたことで、これまで取り組んできたことの集大成となる。先輩が築いた歴史と伝統ある阿智を守り、発展させたい」とあいさつ。新村政に対する協力を求めた。

 勇退する現職の岡庭一雄氏(71)は「確かに行政経験はないが、村を担う覚悟は本物だ。地方自治体の置かれた状況は厳しいものの、強くなってきた住民の力を信じて頑張れば必ず阿智の未来は開ける。観光の村として、13年後に開通するリニアを最大限に生かして」と祝福した。

 熊谷氏は飯田商工会議所で事業課長とリニア・三遠南信室長を兼務し、村長選に向けて昨年12月に退職した。

 政策には▽現村政が掲げた住民自治の継続と支援▽リニア・三遠南信時代を見据えた産業・観光振興▽長期的な視点による定住施策▽防災と福祉医療の充実強化―を掲げる。

 同村長選をめぐり、対抗馬を擁立する動きは昨年12月初旬から年末まで複数あったが、いずれも具体化しなかった。

 村選挙管理委員会は26日午後6時半に当選証書を交付する。初登庁日は未定。

  

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