阿部守一知事が県庁で初会見

政治・行政

[ 2010年 9月 3日 金曜日 15時43分 ]

 阿部守一知事は1日夕に県庁で開いた初会見で「県民主権の県政という基本スタンスで、県民の暮らしを支える県政を実行していく。現場に足を運び、対話を重ねたい」と意気込みを語った。副知事の人事案を提出する県会臨時会を13日に、9月定例会を24日にそれぞれ召集することを発表した。

 公約の「信州型事業仕分け」は「第1回はできるだけ早く行いたい」との意向を示し、具体的な準備に着手する方針。「問答無用に予算を削減するのではない。誰がどのような手法で担うのが適当か(を仕分けるの)が主眼」との意義を強調し「県民参加、情報公開の第一歩としたい」との位置付けを示した。

 副知事に和田恭良環境部長を起用する理由を「主要ポストを歴任してきた方。県がさまざまな課題を抱える中、県の職員、組織の力を発揮していく上で適任」と説明。女性副知事の登用は「いつまでには設定せず、関係方面の理解を得られる人選を進めたい」と述べるにとどめた。人事や組織改正関係は「年度途中のため、必要最小限で行う」とした。

 追加経済対策を柱とする補正予算案を24日開会の9月定例会で上程する方針も説明。急激な円高を踏まえ、2日に県内の金融、経済団体の関係者とともに「緊急円高対策連絡会議」を開き、対応を協議するという。

 初会見は約1時間20分に上った。県政課題や公約についての質問が相次いだが、阿部知事の回答は「これから検討」「できるだけ早く進める」など慎重な発言が目立った。10日まで各部局から県政の現状や課題についての説明を受けるといい「(ヒアリングによる一定の状況把握が終わる)再来週以降は、私としての踏み込んだ考えを示さねばならない」と理解を求めた。

  

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