阿部知事が3選出馬を表明

政治・行政

[ 2018年 5月 9日 水曜日 16時47分 ]

知事選への出馬を表明した阿部氏

 阿部守一知事(57)は9日、長野市内で会見を開き、任期満了に伴う知事選(7月19日告示、8月5日投開票)に、3選を目指し無所属で出馬することを表明した。「4月に新たな県総合計画がスタートしたばかり。策定したものとしての責任を考える中、各方面から『引き続き頑張れ』と力強い応援をいただき、期待に応えるため全力を尽くす覚悟が固まった」と語った。

 前回選に掲げた公約を振り返り、「8割以上の取り組みについて多くの県民の理解を得ることができた」と自己評価。中でも、県立大学の開校や全国の先駆けとなる山保育認証制度の導入といった「学びの県づくり」、航空宇宙産業などの新産業創出や起業家支援といった「産業振興」における成果を強調した。

 3期目に向けた公約は、今後県内各地で開催を予定する県民との対話を通じて具体的に策定を進めるとしつつも、新総合計画に掲げる「学びと自治の力」を重要なテーマに据える方針。「教育県として受けつないできた学びのDNAをさらに発展させ、学びと自治の力をベースに、産業振興や地域づくり、安心安全の生活などを実現していきたい」と力を込めた。

 阿部氏は東京都出身。1984(昭和59)年に東京大学を卒業し自治省入省。2001(平成13)年1月に県企画局長、同年10月から04年7月まで副知事を務めた。横浜市副市長、内閣府行政刷新会議事務局次長などを経て、10年の知事選に出馬。新人3人による争いを制し初当選を果たした。14年の前回選では共産党県委員会などがつくる「明るい県政をつくる県民の会」が擁立した新人らを破り再選した。

 今夏の知事選を巡っては、正式な出馬表明は阿部氏が初めて。前回選で対立候補を立てた同県民の会が、候補者擁立の方針を示している。

  

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