中央道恵那山トンネル下り線の天井板撤去工事について、飯伊県議団(古田芙士団長、5人)は4日、県の北村勉建設部長、県警の大内明交通部長と面談し、地元の申入れ書を伝え話し合った。その結果、地元の声を最大限配慮する旨の回答を得た。
2日に飯田市役所でリニア、三遠南信期成同盟会と地元選出県議との打ち合わせの前に広域連合、経済団体代表者との懇談が行われた。この中で、下伊那郡町村会の岡庭一雄副会長(阿智村長)はじめ出席者から、突然の新聞報道により工事実施が伝えられ、昼神温泉関係者から風評被害や1カ月間行われる通行止めの影響を心配する声が挙がっている旨の発言があった。
工事中、さらには清内路峠を迂回するトラックなどによる生活道路への影響についても懸念が示されたことから、同県議団は広域連合からの申し入れ書を預かる形で、県庁内で北村建設部長、大内交通部長と合い、話し合いを行った。
この中で、中日本高速道路と当局の対応や、地元の声についての情報交換が行われ、北村部長から道路管理面での対応、大内部長からは交通安全面での問題点が説明され、地元の声を最大限配慮する旨の回答があった。