飯田市「水際対策」 簡易検査キット無料配布

政治・行政

[ 2021年 6月 15日 火曜日 15時24分 ]

 新型コロナウイルス感染症の水際対策として、飯田市の佐藤健市長は14日、簡易検査キット(抗原定性検査)を無料配布する方針を明らかにした。変異株の地域内への侵入を早期に検出する狙いで、感染拡大地域との往来があった人や体調に不安を感じている人などが配布の対象。関連予算800万円を含む新型コロナウイルス感染症緊急対策事業「第9弾」を盛った本年度一般会計補正予算案を開会中の市議会6月定例会に提出する。

 14日に開かれた臨時記者会見で第9弾の事業内容を発表した。第9弾は計7事業で、総事業費は約3億2600万円。

 水際対策の必要性について、佐藤市長は「感染拡大地域との往来を原因とする感染例がこの地域の特性」と説明。簡易検査キットの使用は「比較的安価で、高い効果を見込める。ウイルス量の多い変異株にも有効ではないか」と理解を求めた。

 計画によると、市内に住んでいる人のほか勤務・通勤している希望者が対象で▽感染拡大地域との往来があった人▽感染拡大地域から市内に訪れる人▽濃厚接触者や接触者に該当しないものの不安を感じている人―などを想定。希望者は事前に申し込み、市は検査キット、使用説明書、検査結果報告書を郵送する。市は5000セットを用意し、21日から7月16日の間に受け付ける予定。

 検査キットを活用した水際対策の有効性を検証する狙いもあり、検査期間終了後に飯田医師会の協力で検証を行う。佐藤市長は「有効だと分かればお盆や年末年始など、人の移動が増える時期の水際対策として活用を検討したい」と話した。

 危機管理室によると、めん棒でへんとうせんから検体を採取し30分ほどで陽性かどうか分かる。同様の取り組みは全国的に珍しい。

 県内でも従来株から急速に置き換わっている現状を踏まえ、佐藤市長は「変異株に対応した水際対策の強化が必要」との認識を示していた。

 第9弾にはこの他、子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金、ワクチン接種推進に向けた体制強化、スクールサポートスタッフの配置、サテライトオフィスの開設支援、避難所の感染予防資機材購入費などを盛り込んだ。

 新型コロナ緊急対策事業として、市はこれまでに計8弾を打ち出し、第1弾に108億5720万円、第2弾に5億4521万円、第3弾に7億1400万円、第4弾に13億1114万円、第5弾に5億9700万円、第6弾に6200万円、第7弾に8億9100万円、第8弾に1億9100万円をそれぞれ計上している。

◎写真説明:会見で説明する佐藤市長

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

市町村走り継ぎ要請

8月4日水曜日15:39

五輪出場選手が来町

8月4日水曜日15:25

ゲレンデを橙色に染め

8月3日火曜日16:56

夏越の祓奉納演奏を

8月3日火曜日16:46

応援と感謝の気持ち込め

8月2日月曜日15:08

水鉄砲で暑さ飛んでけ

8月2日月曜日15:43

県がトンネル新設を計画

7月31日土曜日13:40

橋南の夏休み子ども教室

7月31日土曜日13:52

住民や園児の手製が並ぶ

7月30日金曜日15:18

2年ぶり全国の舞台へ

7月30日金曜日15:00

目指すはベスト8

7月29日木曜日15:54

「村のチーム」で勝ち上がる

7月29日木曜日15:00

スポーツ活動検討委員会 中学部活動など意見交換

7月28日水曜日15:22

コロナ対策 検査キット2万4000セット無料配布へ

7月28日水曜日15:38

リニア残土運搬新案に松川町「具体的な安全対策を」

7月27日火曜日15:25








記事の検索はこちらから



















南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞