飯田市が国民健康保険運営協議会に諮問

政治・行政

[ 2011年 5月 14日 土曜日 8時04分 ]

 飯田市は12日開いた国民健康保険運営協議会に、2011年度の国保税の賦課方法(税率)について、昨年度に引き続き、医療給付分、支援金分、介護分を合わせて平均7%値上げしたいとする諮問をした。今年度も厳しい経済状況を反映した所得の減少傾向が続き、それに伴う所得割額の減少により、保険給付費などの支出に関わる経費が収入を上回り、3億2000万円の財源不足となると見込んでいる。

 昨年度は、10年ぶりの診療報酬の引き上げもあり、医療費が増加する一方、厳しい経済状況を反映して所得割額は減少し、3億8000万円の財源不足が生じた。このため、基金の全額(5538万円)を取り崩すとともに、予備費(1億1800万円)を活用、さらに一般会計からの基準外繰り入れ(9750万円)を行った上で、なお不足する1億円余について平均7%の値上げを実施した。

 昨年度の決算見込によると、12月、1月、2月の保険給付費が予想を1億円下回る一方、国・県交付金が5000万円増加するとともに、収納率が見込みより0・5ポイント増の92%となり1000万円増えて合計1億6000万円の基金繰入金を今年度に残すことができた。一般会計からの繰り入れなどもあり、歳入歳出の差引では2億9800万円を今年度に繰り越すことになったが、前年度繰越金を除いた単年度収支は1100万円の黒字にとどまり、引き続き厳しい運営状況となっている。

 今年度の財源不足3億2000万円については、当初予算編成で昨年度と同様に一般会計からの基準外繰り入れを1億円計上したが、今回さらに500万円を追加するとともに、予備費1億円を保険給付費の一部として考え、被保険者への負担抑制に努めたが、なお不足する1億2000万円について「やむを得ず、平均7%のプラス改定をしたい」と説明した。

 答申は、次回18日に予定している。諮問内容は次のとおり。

 【基礎課税額(医療給付分)】▽所得割額5・75%(現行5・2%)資産割額10%(据置き)▽被保険者均等割額1万4300円(同1万3500円)▽世帯別平等割額2万1000円(据置き)▽賦課限度額51万円(50万円)

 【後期高齢者支援金等課税額】▽所得割額2・8%(現行2・5%)▽被保険者均等割額8800円(同8300円)▽賦課限度額14万円(13万円)

 【介護納付金課税額】▽所得割額2・4%(現行2・1%)▽被保険者均等割額7000円(同6800円)▽世帯別平等割額6800円(据置き)▽賦課限度額12万円(同10万円)

  

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