飯田市が域産域消の食育店に4店舗認定

政治・行政

[ 2012年 3月 5日 月曜日 9時45分 ]

 飯田市は2日、地域で生産された農産物を地域で消費する「域産域消の食育店」の認定証交付式を市長公室で行った。

 2回目となる今回は、新たに応募のあった鼎一色の「3びきのこぶた」(古田嘉仁社長)東和町の「日本料理 柚木元」(萩原幸夫社長)羽場権現の「麓のカレー大原屋」(尾澤章店主)千栄の「ふれあい農園おおた」(太田いく子代表)の4店舗に認定証を交付した。認定期間は2年間。2010年度に認定した「川楽屋」「ごんべえ邑」「島畑」「シルクホテル」「TESSHIN」の5店舗はいずれも更新する。

 域産域消の食育店は、積極的に南信州の食材を活用し、PRする意欲や、今後も南信州の食材を使用した料理・商品を増やしていこうとする意欲があるなど、6項目の登録基準を全て満たす飲食店が登録の対象。登録店は、地元農産物利用のPRや、米を中心とした日本型食メニューの紹介、朝食の提供、食文化の伝承、グリーンツーリズムへの対応の取り組みなどで協力する。

 新たに認定証を交付された古田社長は「日頃から地元の食材をできるだけ使っている。よりおいしいお肉と野菜をふんだんに使っていくよう努力する」、萩原貴幸専務は「地元の農家と相談し、自分たちが欲しいサイズの食材を提供してもらっている。地産地消は食の安全が一番。生産者の顔が見える魅力を日本料理で発信していきたい」

 尾澤店主は「3月で5周年になる。カレーライスは飯田産のお米を使っているが、3月から玄米ご飯も取り入れた。東京や名古屋、京都、大阪などへの出張販売も行い、地域外へ発信している。認定を励みに精進していきたい」、太田代表は「農業をやりながら農家民泊を始めて15年目。自分で作った米、野菜、果物を提供している。どぶろくの製造許可も得ている。来ていただいた方に田舎料理、おふくろの味を楽しんでもらい、ゆっくり休んでいってもらえれば」とそれぞれ語った。

 域産域消の食育店は、市の10年度地域健康ケア計画の重点プロジェクトのひとつのリーディング事業。域産域消と市民総健康を目的に、農業課と保健課が連携して実施している。

 交付式で牧野光朗市長は「市民が自らの食生活を見直す機会を提供していただき、それぞれの取り組み方で協力願えれば」とあいさつ。役員4人が出席した同市食生活改善推進協議会の岡田慶会長は「バランス食によって生活習慣病を予防できる。親子料理教室や男性料理教室も行っている」と話していた。

  

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