飯田市が現地調査へ スマートIC設置検討で住民説明会

政治・行政

[ 2014年 1月 18日 土曜日 14時17分 ]

 飯田市などは15日夜、中央自動車道座光寺パーキングエリア(PA)へのスマートインターチェンジ(IC)の設置検討に伴う地元説明会を同市座光寺の原宮崎公会堂で開いた。基礎資料を作成するため、年度内に実施する現地調査への理解と協力を求めた。

 スマートICの設置検討は、同市上郷飯沼付近に予定されるリニア中央新幹線の県内駅へのアクセス整備の一環。説明会は座光寺PA周辺の原・宮崎地区民を対象に市と地元が開き、約80人が出席した。冒頭あいさつを除いて非公開とし、市側が設置検討の理由や現地調査の概要などを説明した。

 市リニア推進部によると、新たなICは既存のICから5キロ以内への設置はできないが、座光寺PAは飯田IC―松川ICの15・5キロ区間のほぼ中間に位置しているという。

 年度内の現地調査はスマートICの設置を検討するための基礎資料を作成する目的。原・宮崎地区のうち、県道飯島飯田線より西側のPA近辺で受注業者が、地形測量や建物の位置などの調査を行う。果樹など農作物栽培を含む土地の利用状況については目視または聞き取りで把握する。

 木下悦夫リニア推進部長は冒頭に「広くリニアの効果を生かし、多くの人たちに駅を利用してもらうためには、アクセスの一つとして、中央道に新たな出入口が必要」と指摘。「(駅とスマートICを結ぶ)道路関係などの整備は時間がかかるため、早めの検討へ理解と協力を願う」と呼び掛けた。

 冒頭あいさつで座光寺地域自治会の湯沢英範会長は「インターの内容いかんでは、生活(業務)の根幹を揺るがしかねない場合もある。丁寧の上にも丁寧な説明を願い、納得いく形での進行を」と住民の心情を代弁した。

 市はスマートICの設置に向け、現地調査などと並行して、国や県、中日本高速道路(名古屋市)との協議・調整の場となる「勉強会」を開催。上下線双方からの接続を見込み、基準などを踏まえた技術的な検討を進める。

  

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