飯田市が30年ぶりにタイムカプセル開封

政治・行政

[ 2017年 8月 26日 土曜日 14時11分 ]

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 ことし4月1日に市制施行80周年を迎えた飯田市は26日、1987(昭和62)年の同50周年記念事業で市役所敷地内に埋めたタイムカプセルを掘り起こした。ふたも開封し、当時の市民らが「2017年のあなたに」と題して自分や家族、友人などに宛てた手紙約2700通などが30年ぶりに日の目を浴びた。市は9月上旬ごろにそれぞれの宛て先に郵送する。

 オレンジ色のカプセルは直径1・5メートルほどの球体で、強化プラスチック製。87年10月に市民や市内の通勤・通学者を対象に募った手紙(便せん・写真共に3枚以内)を封入し、市役所東側(国道256号沿い)のケヤキの木近くに埋めた。

 掘り起こし作業は埋設時と同じ業者が協力し、牧野光朗市長や市民ら40人ほどが見守った。前日までに下準備を済ませてあり、重機も使ってカプセルが引き上げられると拍手が起きた。

 カプセル表面の文字が一部はがれたり、内部に白い粉塵がたまったりはあったが、収納品の保存状態は良く、関係者はにっこり。2017年の市長や議長に宛てたメッセージや当時の広報・新聞なども姿を見せた。

 式典で牧野市長は30年間の社会情勢や市の合併経緯などを振り返った上で、今後のリニア中央新幹線や三遠南信道の開通時代を見据え「大きな変化が予想されるが、市民一人ひとりのムトス精神、チャレンジが大切」と述べた。

 市制と同じ1937年4月1日が誕生日で、埋設時も市民代表として見守った同市山本の平岩孝司さん(80)は「無事にこの日を迎えられることがありがたい」と感慨深げに話していた。

 カプセルは市役所C棟1階に展示する。市は10月28日に飯田文化会館で開く80周年記念式典などで中に入っていた手紙を披露したい考えで、可能な人を募集する。

 問い合わせは市企画課(電話0265・22・4511)へ。

  

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