飯田市がJR飯田駅に観光案内所オープンへ

政治・行政

[ 2010年 4月 29日 木曜日 8時27分 ]

 飯田市は5月8日、JR飯田駅に観光案内所「鉄道交流サロン 結いのえき」をオープンする。現在はJR東海飯田支店の1階を借りて(株)東海交通事業に委託し観光案内業務を行っているが、飯田駅舎内のスペースを借りて飯田駅前から飯田駅に初めて移転。運営はすでに今月から飯田観光協会に委託している。牧野光朗市長は「観光ハイサービスと交流の拠点として飯田駅構内に観光案内所を設置する。JRと一緒になって観光案内所をしっかり利活用していきたい」としている。

 3月に伊原五郎兵衛翁関係資料展を開催した飯田駅舎内のスペース84・93平方メートルを市がJR東海から年間約150万円で借りる。契約は3年ごとに更新する。市は観光案内所の改修・整備費用として900万円を昨年度の緊急経済対策事業で前倒しして予算化し、繰越明許を行って現在改修工事中。

 運営を委託される飯田観光協会では、年末年始を除く362日、午前9時から午後6時(現在4時)まで業務を行う。平日は所長と案内窓口の職員2人、土日は交代要員の職員1人が常駐する。

 観光ハイサービスの拠点として、従来の総合インフォメーション、観光案内・情報提供、観光ガイドによるまち歩きサポートに加え、新たにレンタサイクル(4台)の貸し出しと交流サロンからの情報発信を行う。観光ガイドのたまり場は現在、三連蔵にあるが、飯田駅観光案内所に移す。

 また、交流の拠点とともに展示スペースを新たに設け、企画展示による地域の魅力発信と企画展示観光ガイダンスを始める。JRのツアーと連携し天龍峡とまちなかをつなぐ鉄道観光や、飯田線を活用した交流人口の拡大、乗って残す飯田線などにも力を入れる。

 従来の飯田駅前観光案内所は、昭和の時代には旅館組合と観光協会で設置し、国鉄飯田線利用者による飯田市近辺への観光客の旅館紹介や観光案内を行ってきた。その後、飯田駅の駅舎改築に伴い、JRのひかりストアー跡地(現在地)で市から委託を受けた東海交通事業が観光案内業務を行ってきた。

 従来から国鉄・JRのネットワークの力を借りて飯田の観光推進に力を発揮してきたが、今回JRからの提案により、幅広い利用が期待できる飯田駅構内に初めて移転することになった。

 飯田市観光課によると、市内の観光案内所はこのほか、市が直営するまちなかインフォメーションセンター(本町)、飯田観光協会に委託する飯田インター観光案内所(りんごの里)、遠山郷観光協会が運営する観光案内所アンバマイ館(遠山郷道の駅)、天龍峡観光協会が運営する天龍峡観光案内所(天龍峡百年再生館)がある。

  

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