飯田市で10月に「定住自立圏サミット」、南信州の実績が評価

政治・行政

[ 2010年 7月 2日 金曜日 14時49分 ]

 10月28、29の両日、飯田市で開催する「定住自立圏全国市町村長サミットin南信州」実行委員会は6月30日、正副委員長を務める牧野光朗飯田市長、伊藤喜平下條村長が市役所で記者会見し概要を発表した。総務省の発表を受け急きょ設定した会見で、牧野実行委員長は「これまでの実績が認められ、今回当地域での開催が決まった。南信州定住自立圏を構成する飯田下伊那14市町村が一緒になって持続可能な定住自立圏を目指していく良い機会となる」とその意義を強調した。

 同サミットは、昨年10月に島根県松江市での開催に続いて2回目。南信州は昨年7月、全国に先駆けて定住自立圏形成協定を締結し、共生ビジョンを同年12月に策定。協定に基づきコミュニティーサイトの構築をほぼ完了し、病院の診療情報を確認できるシステムの構築にも取り組んでいる。

 記者会見で伊藤副実行委員長は「広域連合よりさらに上を目指そうと定住自立圏構想に乗った。全国にはやりたくてもなかなかまとまらない地域が多い。南信州はどうしてできたかと聞かれる。人と人との信頼の絆がなければ、どんないいシナリオを書いても成果は出ない。南信州は飯田市が中心市となって、人口600人の村から1万5000人の町まで非常に民主的に最初からテーマを投げかけて一歩一歩検討を積み重ねてきた。その結果、思ったより早くまとまり全国で真っ先にスタートできた」と説明。

 「今までの広域連合より踏み込んで腹蔵のない意見を交わしながら一歩一歩進んでいることはありがたい。大事なことは人づくり。幅広い人材を育成し、その中から一歩踏み出そうとできることはうれしいことであり、自信が持てる。常に前向きに小さな村でも全力で協力しながらやっていく」と決意を述べた。

 南信州サミットは400人規模を想定。概要によると、10月28日は午後2時からシルクプラザで全体会のあと、人材交流ひろば・交流会を開く。全体会では総務省の「定住自立圏構想の推進に関する懇談会」で座長を務める佐々木毅・学習院大学法学部教授が「定住自立圏の構想と思想」と題して基調講演。総務省の施策紹介、地域おこし協力隊事例発表、地域力創造アドバイザー事例発表などがある。

 翌29日は午前9時からシルクホテルで分科会と全体会総括を行う。分科会は医療、地域づくり、産業振興の3つのテーマを設定。コーディネーターは医療分科会が梶井英治・自治医科大学地域医療学センター長、地域づくり分科会が小田切徳美・明治大学農学部教授、産業振興分科会が藻谷浩介・日本政策投資銀行参事役。また、全体会総括コーディネーターを辻琢也・一橋大学大学院法学研究科教授が務める。

 同日午後は、現地見学会を医療コース(飯田市立病院)と産業コース(飯伊地域地場産業振興センター)で開催。30日は南信州観光公社の体験型観光体感プラン「小京都飯田 和菓子探訪の旅」を実施する。問い合わせ・申し込み先は、飯田市企画部企画課内、実行委員会事務局(電話0265―22―4511)南信州観光公社(同0265―28―1747)。

  

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