災害時の応援協定締結 飯田市と南相馬市

政治・行政

[ 2014年 8月 8日 金曜日 16時05分 ]

 飯田市は7日、東日本大震災や原発事故からの復興に取り組む福島県南相馬市と災害時相互応援協定を結んだ。飯田市役所で牧野光朗飯田市長と桜井勝延南相馬市長が締結。原発事故を含む災害時の人的・物的支援のみならず、さまざまな分野で相互交流を進める意向を示した。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原発事故では、桜井市長から避難者の受け入れ要請が牧野市長にあり、南信州広域連合として対応。飯田下伊那の市町村で100人余を受け入れ、生活を支援した。飯田市危機管理室によると、市内では7世帯18人が現在も生活を続ける。

 今回の協定は「ぜひともつながりを大切にしたい」とする南相馬市が打診。飯田市側も避難者支援の経緯をはじめ、両市の交通事情や同時被災のリスクが低い点なども考慮し、東北地方の自治体とは初となる締結を決めた。

 締結式で桜井市長は重ねての謝意と復興に向けた決意を伝えた上で「(飯伊の)丁寧な受け入れ態勢や対応に学ぶことは多く、我々の地域づくりにも生かしたい」などと抱負を語った。

 牧野市長は受け入れ支援に端を発した締結の経緯や被災地視察を振り返り「まだまだ復興には時間が掛かる。飯田市、広域連合として、できる限りの支援をしていく思いを新たにしている」と応じた。

  

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