飯田市と連合長野飯田地協が懇談会

政治・行政

[ 2019年 9月 13日 金曜日 15時29分 ]

 連合長野飯田地域協議会(竹村進議長)と飯田市は12日、同市東栄町の飯田勤労者福祉センターで市政懇談会を開いた。構成労組の組合員ら約100人が参加。牧野光朗飯田市長が市政経営の方向を説明した後、「産業」「教育」「医療・福祉」「リニア・建設」の4つをテーマに、分科会ディスカッションで牧野光朗市長や市の幹部職員と意見を交わした。

 労働者の視点で市政や地域課題に向き合い、思いを伝える場として毎年開いている。ことしは、懇談会をより身近に感じてもらうため、意見交換の場として分科会形式を取り入れた。

 「産業」ではエス・バードや開通間近の天龍峡大橋、観光について意見交換した。観光では焼肉や温泉のアピールや、農地を都会の人にレンタルすることなど意見が出された。

 「教育」では、地域人教育について討論。飯田は取り組みが持続している一方、大学との関わり方が課題に挙がった。また、AI時代の中でより実践の教育が重要になるとの意見が出た。

 「医療・福祉」では飯田市の保育料無償化と介護予防について話し合った。保育料では、無償化にならないものもあり注意が必要と説明があった。介護予防では、支え合いの意識が大事であること、行政サービスを知るためにも一人で悩まず周りに相談してほしいとの呼び掛けがあった。

 「リニア・建設」では、乗換新駅は検討中であること、リニア駅は駅ビルのイメージではなく、都会とは違う生活空間を演出すること、駅はさまざまな交通にスムーズに乗り換えられるトランジットハブを目指すことなどが説明された。

 牧野市長はリニア開通で飯田から都会の学校に通う学生が増えるとし、高崎市や静岡市から2000~3000人が通っており、飯田は東京名古屋の両方でそれ以上になると予想した。「自分たちには当たり前のものが都会の人には魅力に映る。それをどう発信していくかが大事」と話した。

 閉会にあたり竹村議長は「今までは要望や要求の場だったが、分科会を行ったことで多くの意見が出て有意義だった」、牧野市長は「このような意見交換の機会がまちづくりの当事者意識を高める」と期待した。

◎写真説明:分科会で市長らと意見を交わす参加者

  

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