飯田市と連合飯田地協が懇談会

政治・行政

[ 2012年 7月 28日 土曜日 7時47分 ]

 飯田市と連合飯田地協は26日夜、東栄町の飯田勤労者福祉センターで市政懇談会を開いた。構成組合の代表ら約80人が参加。牧野光朗市長から「震災後、リニア前15年(三遠南信自動車道開通)を見据えた地域づくり」と題して、市政経営の方向と課題について説明を受けた後、連合の雇用政策と社会保障政策について中島修司議長らが説明し、市側と懇談。最後にフリーディスカッションを行った。

 「働くことを軸とする安心社会」を支えるトータルビジョンとして、その理念と具体的改革の方向性を提起する連合の政策方針について、牧野市長は「社会的弱者に手を差し伸べるのが基礎自治体の本分」と指摘。特に国保を例に挙げながら「高齢化が進み社会保障費が年々増加し、ここ10年間で2倍以上に増えている。税収や交付税は期待できる状況でない中で、社会保障費を抑制することを考えていくことが重要。そのためには、いかに健康で長生きしてもらうか」と述べ、地域健康ケア計画による健康づくりの重要性を強調した。

 意見交換では、参加者から「再生可能エネルギー普及のため、小水力発電を進める必要がある。水利権の取得は法的ハードルが高い。どのように働き掛けをしているか。信頼性の高い技術開発と実用化の取り組みをどのように進めているか」と質問が出た。

 牧野市長は「良質で安価な完全防水型水力発電機『すいじん3号』を地域の企業集団がLED防犯灯に続き製品開発し、7月下旬から出荷する。水利権取得手続の簡素化を要望している」と説明。

 水道環境部長は「平成21年度から小水力発電に取り組んでいる。河川110カ所について水量や勾配などを調べ可能性を調査している。問題は誰が主体になるか。遠山地区で説明会を開いている。水利権には国も関心を持っている」と補足した。

 このほか「工場周辺の道路整備を進めてもらいたい」「国道151号新野峠のバイパス改良促進が必要」などの意見が出た。

  

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