飯田市にイクレイ会員証を授与

政治・行政

[ 2009年 12月 5日 土曜日 8時57分 ]

 国際的な地球温暖化対策の組織「持続可能性をめざす自治体協議会」(イクレイ)へ加盟を決めた飯田市に4日、イクレイ日本の浜中裕徳理事長が訪れ、市役所で会員証を牧野光朗市長に授与した。イクレイは、世界68カ国1106自治体が加盟する世界最大の自治体ネットワーク。国内は20自治体で、環境モデル都市では北九州市と京都市が加盟している。

 授与式で、加盟の経過を説明した沢柳孝彦水道環境部長によると、3月にイクレイヨーロッパの事務局長が、龍谷大学を中心とした研究グループとともに飯田市の温暖化対策と住民参加について視察した際、飯田市の環境モデル都市としての取り組みが評価された。市長とも懇談する中で、イクレイ日本を通じて、飯田市の加盟について打診があり、検討してきた。

 その結果、環境モデル都市は国と連携して、その取り組みや政策・施策を国内外に情報発信する責務を負うとともに、国際的な枠組みに実際に参加して地球温暖化問題を世界レベルで解決するために、地域として何を行うべきかを考える必要があると判断。イクレイに加盟し、世界的に取り組む持続可能な地球温暖化対策の活動にも参加していくことを決めた。

 会員になると、国際的ネットワークの一員として、地域の成果や経験を報告し合ったり、情報交換を行い、人的ネットワークを広げることができる。また、先進的なプロジェクトに参加し、国際的な連携や共同活動を行うことができる。国連の諸会議への出席や声明文の提出を通して、地域の主張を世界にアピールすることもできる。

 浜中理事長は「飯田市の加盟の決断に感謝し、心から歓迎する。世界の人口の過半は都市に住んでいるが、エネルギー消費や温暖化ガスの排出量は4分の3を占め、地球温暖化の大きな原因をつくっている。意識の高い市民もおり、解決の主役になろうと一所懸命取り組んでいる。飯田市は環境モデル都市になるはるか前から太陽光発電などユニークな取り組みをしてきており、今回加盟する意義は大きい.日本の低炭素都市づくりのモデルケースになると確信している」とあいさつした。

 14日からコペンハーゲンで開催される気候変動枠組み条約第15回締約国会議(コップ15)の結果を受け、来年2月の国内総会にあわせて東京で大規模な会議を開き、日本の自治体としてどう取り組んでいくか話し合う予定。当面、来年10月に韓国の仁川で開かれるイクレイ創立20周年世界大会に参加するよう飯田市に要請した。

 牧野市長は「世界に開かれたネットワークを持っているイクレイへの加盟は、持続可能な地域をめざす当市の取り組みにとって有意義と判断した。世界最大の自治体ネットワークを通して情報発信し、特徴ある地域づくりが注目される飯田市になっていければいい。前向きに世界大会への参加を検討し、役割をしっかり果たしていきたい」と述べた。

  

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