飯田市新庁舎しゅん工式 市政発展の拠点祝う

政治・行政

[ 2015年 1月 5日 月曜日 11時37分 ]

 飯田市大久保町に完成した市役所新庁舎のしゅん工式が4日、新庁舎B棟議場で開かれた。市と市議会が主催し、施工業者や国・県会議員、地権者や各地区の代表など来賓を含む約240人が出席。防災や市民サービスの向上、環境面への配慮を特徴とした市民のための拠点施設の完成を祝った。

 式典は多目的に活用できる新議場で開いた。牧野光朗市長はあいさつで工事経過を振り返り「大過なく完成していただいた」と感謝し、新庁舎の特色を紹介。リニア開通や地方分権の流れを見据え「時代の要請と市民の負託に応えるべく、職員も日々の努力を怠らぬよう努めていく」と決意を新たにしていた。

 宮下一郎衆院議員や吉田博美参院議員ら来賓祝辞、事業経過報告に続き、工事関係者へ感謝状が贈られた。

 新庁舎はおととし4月に着工、昨年12月22日に完成し、年末に先行して当直や危機管理センターの業務を開始。職員らは年末年始に東隣の現庁舎やりんご庁舎(本町)からの引っ越し作業をこなした。

 新庁舎は鉄筋コンクリート造りで地上3階、地下1階で延べ床面積は約8600平方メートル。A棟(執務棟)とB棟(議会防災棟)で構成する。建設費は約34億円。年内にかけて予定する現庁舎の耐震改修を含めると計45億円、道路改良や用地取得など庁舎整備の総事業費は約63億円となっている。

 市民が多く利用する窓口業務はA棟1階へ集約し、各窓口を目的別に色と番号で区分した。B棟は議場や危機管理センターが入り、大規模災害時の対応拠点にもなる。環境面への配慮として、内装に地元産材をふんだんに用いたほか、庁内の照明をLEDとし、外断熱や断熱サッシなどを導入した。災害時用発電の備えも充実している。

 現庁舎は1962(昭和37)年の建設で老朽化。耐震強度が不足しているため、市は新庁舎建設と現庁舎の耐震改修を決めた。

  

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