飯田市役所旧庁舎の耐震改修工事が完了

政治・行政

[ 2015年 12月 14日 月曜日 9時29分 ]

 約1年間にわたる飯田市役所旧庁舎(C棟)の耐震改修工事が11日に完了し、施工業者から市側に引き渡された。新庁舎(A棟・B棟)と同じく防災拠点としての機能を確保し、庁舎内外をバリアフリー化。1階には、イベントや集会などで休日夜間も利用できる市民サロンを設ける。業務開始は来年1月4日。1月中に市民向けの見学会も開く。

 C棟は鉄筋コンクリート造の地上3階地下1階建てで延床面積は約4600平方メートル。渡り廊下でA棟と接続する。照明のLED化や空調設備の統一制御、内装や家具への地元産材活用など環境面にも配慮した。

 1階は市民協働環境部の部署や市消費生活センター、水道料金お客様センター、売店などを配置する。市民サロンや市民協働会議室は無料の無線LANが使える。2、3階は建設部と上下水道局の部署、3階には来庁者も利用可能な食堂を設けた。

 旧庁舎は1962(昭和37)年の築造で老朽化。市は市民サービスや防災の拠点となる新庁舎を建設するとともに、旧庁舎を耐震改修して活用することで事業費の抑制につなげた。耐震改修費は建築、電気設備、機械設備工事の計で約11億円。新庁舎建設との計も当初予定の約45億円内に収めた。一概に比較はできないが、床面積1平方メートル当たりの事業費は旧庁舎24万円、新庁舎31万円となっている。

 市はC棟移転後の来年1月から、C棟南側の水道環境棟や建設部棟の解体、保健センターとなる旧教育委員会棟の改修工事、新庁舎地下駐車場の新入路工事などを行い、一連の庁舎整備事業は同11月の完了を見込む。

 C棟の市民向け見学会は来年1月24、31日のいずれも午前10時と午後1時から開く。事前の申し込みは不要。

  

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