飯田市役所C棟見学会 リニューアル姿に驚き

政治・行政

[ 2016年 2月 2日 火曜日 13時49分 ]

 昨年に旧庁舎を耐震改修し、1月に開庁した飯田市役所C棟の市民見学会が31日に開かれた。午前と午後の部に計150人が来訪。防災と市民活動の拠点機能を確保し、バリアフリーや環境面にも配慮された庁舎の特色を確かめた。見学会は1月24日にも開き、70人が訪れている。

 C棟は地上3階地下1階建て。事業費抑制と環境保全の観点から「使えるものは活用する」方針の下、1962(昭和37)年築造の旧庁舎を耐震改修した。昨年から業務を開始した西隣の新庁舎と同じく、照明をLED化し、内装や家具などに地元産材を多く用いた。

 31日の午前は市民らが3班に分かれ、市職員の説明を受けながら見学。休日夜間もイベントや会合などで使える1階の市民サロン、旧庁舎の構造や装備品などを生かした執務室、誰でも利用できる3階の食堂などを巡った。渡り廊下で接続する新庁舎の市長公室や議場なども巡った。

 旧庁舎時代も知る参加者からは「まったく新しい」と驚きの声。災害時に関係部署間の連携をとりやすいようにした間取り、効率的な空調や照度を可能にする低天井、旧庁舎のはりや柱を生かした構造などに関心を寄せていた。通常は平日のみの食堂も営業し、見学者らが南アルプスの眺望とともに定食や丼などのメニューを味わった。

 同市丸山町の男性(70)は「古い庁舎のイメージが変わり、ずいぶんきれいになった。広々として使いやすくなったのでは」と話していた。

 耐震改修費は建築、電気設備、機械設備の計で約11億円。市は11月にかけて、C棟南側の旧水道環境・建設部棟の解体、保健センターとなる旧教育委員会棟の改修などを進める。

  

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