飯田市議会がパネル取扱の要綱制定

政治・行政

[ 2016年 2月 1日 月曜日 13時50分 ]

 飯田市議会(木下克志議長)は29日に全員協議会を開き、一般質問と代表質問時のパネル使用に関する要綱案や災害時の対応指針案について協議し、概ね了承した。写真や表・グラフなどを記載したパネルを使用するには、従来と同じく議長の承認が必要で、あくまで発言の「補助手段」とする。

 昨年5月の議会構成改選後に議会運営委員会(清水勇委員長)の諮問を受け、議会改革推進会議(原和世委員長)で原案の検討、作成を進めてきた。前回の全員協議時の意見などを踏まえて加筆修正し、29日に提案。大きな異論はなかったため、年度内にも議会運営委員会で正式決定を見込む。

 市議会の「パネル取扱要綱」案によると、パネルは「板状の物に、発言に関する理解を高めるための写真、表、グラフ、文字等を記載したもの」と定義。使用は「議長の承認を得たとき」に限り、質問の通告時に必要な手続きをとる。パネルでなければ伝わらない内容がある場合に、必要最小限の範囲で認める。

 大きさはA2判~A1判とし、1議員が可能な使用数は1日5枚以下。内容については、出典や肖像権などの許諾に問題がないか、営利目的でないかなどを確認する。パネル使用時は他の議員による補助が可能。パネルの作成に政務活動費を充てることができるとした。

 一方、市議会災害対応指針案は、大規模災害時に市当局と連携して、市民救援や復旧支援などに的確に対応する狙い。災害発生後の段階に応じた議員の行動基準や議会の対応事項などを盛り込む。

 議会改革推進会議の原委員長は「いずれも議会改革の一環。パネルについては取り扱いの要綱を定める自治体は珍しいのではないか。適正利用への認識や基準を共有することは有意義で、(言論の府である議会で)議員が果たすべき責務もより明確になろう」と話した。

  

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