飯田市議会が議場お別れ会開く

政治・行政

[ 2014年 12月 20日 土曜日 9時48分 ]

 飯田市議会は18日の定例会閉会後、新庁舎の完成に伴う現議場の「お別れ会」を開いた。議員23人や歴代の議長、牧野光朗市長や佐藤健副市長らが参加。52年間にわたり、市政発展のための論戦が交わされた舞台に感謝と別れを告げた。

 現議場は1962(昭和37)年11月の完成。現庁舎西側に議会防災棟を含む新庁舎が来年1月5日に開庁するため、今定例会の閉会と全員協議会をもって役目を終えた。現庁舎は耐震改修工事に入るが、現議場が入る議会棟は来春に取り壊される。

 お別れ会で林幸次議長は「理事者側と先輩議員各位の議論や協議により、輝かしい市政が築かれた場であり、感慨深い」とした上で「真新しい議場に臨めることに感謝し、リニア時代に向けた議会の責務を果たしていきたい」と決意新た。「さようなら議場、52年間ありがとう」と呼び掛けた。

 来賓として元議長6人も登壇し、久々の議場への感慨とともに現役時の思い出を披露。旧上郷町との合併協議や機構改革条例案の本会議否決、自治基本条例の制定、旧上村・南信濃村との合併など節目ごとの出来事も述懐した。

 「当時は野次も多かったが、今は立派な人たちばかりになった」「(体格の大きな)牧野市長になり、(檀上の後ろに座る)議長の存在が小さくなった」といったユーモアも飛び出し、多くの厳粛な審議が繰り広げられた議場に笑い声が響いた。

 1989―91年に第8代議長を務めた塩澤昭さんは「新たな議場でも活発に議論し、さらなる地域発展につなげてほしい」とエール。97―2001年に第12代を担った小林利一さんも丁々発止の議論とともに「新しい感覚も持ち込み、市のために頑張ってほしい」と期待を込めた。

  

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