飯田市議会の全員協議会開く

政治・行政

[ 2014年 2月 25日 火曜日 9時39分 ]

 飯田市議会の全員協議会が24日にあり、南信州広域連合が市内のJR飯田駅前の商業施設「ピアゴ」内を候補地に要望したものの、県警が「不適当」とした南信運転免許センターの今後の設置検討について、市側は引き続き「飯田駅前周辺」を重視して進めたい意向を示した。

 同広域連合は今月14日の会議で、免許センターの設置・運営主体の県警、市企画部、広域連合事務局の担当者による新たな連絡会議を立ち上げることを決定。センターの設置条件や新たな候補地情報などを整理し、広域連合として「できる限り早期に設置場所の決定を目指す」としている。

 全員協議会で議員からは、広域連合として「飯田駅周辺」に候補地を一本化した経緯を踏まえ「リニア時代を見据え、中心拠点の整備は重要。飯田駅周辺(への設置検討)を引き続き重視するのか」と質問。伊藤実企画部長は「今回、民間施設内への要望は白紙としたが、市として飯田駅周辺への考えは持ち合わせている。県警の考えをよく聞き、検討にあたりたい」と述べた。

 伊藤部長はこの他、年度末は人事異動を控えるため、連絡会議は新年度に立ち上げる予定を伝えた。候補地選定は「県有、市有、民間なりを含めて総合的に判断していく」と述べるにとどめた。

 県警は先月の広域連合の内部会議で、ピアゴ内への設置は「適さない」とする理由として、耐震性への課題に加え、民間施設との併設による駐車場の不足や事業の継続性への不安を挙げている。

 民間施設内への免許センターの設置は県内で前例がなく、今回の県警の判断からしても「厳しい」の見方が強い。一方で「飯田駅周辺に、適した既存の公共施設があるのか」の声も出ている。

  

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