飯田市議会の正副議長が決まる

政治・行政

[ 2013年 5月 14日 火曜日 10時57分 ]

 飯田市議会(議員数23人)は13日、改選後初の臨時会を開き、正副議長選で新たな議長に公明党の林幸次氏(63)=5期、下久堅下虎岩=を、副議長に会派のぞみの木下克志氏(64)=4期、鼎下山=を選出した。任期は申し合わせで2年。議長選には計3人が立候補し、議員投票で林氏が15票を得た。副議長選は木下氏のみが立候補していた。投票に先立つ議会全員協議会で各候補が所信表明を行った。

 立候補制となって3回目の正副議長選。議員10人が所属し、最大会派である会派のぞみは自前の議長候補を擁立しなかった。

 議長選は全市議23人が無記名投票で行い、得票数は林氏が15票、会派みらいの井坪隆氏(5期)が4票、共産党の後藤荘一氏(4期)が3票。残る1票は「立候補者に対しての投票ではない」(議会事務局)として無効とされた。1候補のみの副議長選は議長の指名推薦により木下氏を選んだ。

 4月21日の改選後の市議会会派は会派のぞみが10人で最大。ほかは共産党、会派みらい、公明党、市民パワーの4会派が3人ずつ、1人が無会派となっている。

 新議長の林氏は就任あいさつで「重責に身が引き締まる思い。市政発展、市民福祉のため誠心誠意取り組む」と決意を語った。臨時会に先立つ所信表明では市民に身近な議会づくりへの尽力を約束。市議会の役割の検証や広報広聴委員会の設置などを通じて「新たな議会改革の実行と定着に力を入れる。時代に対応した改革意識を持ち、共に汗を流してほしい」と協力を呼び掛けた。

 所信表明ではこのほか、会派みらいの井坪氏が「議会改革が内向的。市民の声の把握と世論喚起の相互の方向性を絡めた内発的であるべき」と提言。個人や会派を超えた「ドリームチーム」の結成を呼び掛け、具体的な3つの姿勢と5つの行動も示した。共産党の後藤氏は、開かれた責任ある議会づくりに向け、広報広聴機能の強化などを訴えた。

 一方、副議長の木下氏は、所信表明や決意表明を通じて、市民益を追及した情報の共有や意見交換、議会改革の重要性を強調した。

 2009年と11年の過去2回の議長選はいずれも、当時の最大会派の会派のぞみと第2会派の会派みらいの2候補で争われ、会派のぞみの候補が議長に就任。会派のぞみの中島武津雄代表によると、今回、会派の所属議員に立候補の意向を募ったが、結果として挙手はなかった。市民パワーは正副議長選とも立候補しなかった。

  

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