飯田市議選、共産党現職3氏が出馬表明

政治・行政

[ 2016年 12月 21日 水曜日 15時08分 ]

日本共産党が出馬表明の会見

 任期満了に伴い来年4月9日告示、同16日投開票の日程で行われる飯田市議選(定数23)で、日本共産党市議団は21日、党公認の現職3氏がそろって出馬する意向を表明した。党飯田下伊那地区委員会と3氏が市役所記者室で会見を開き「現市政の野党的立場で論戦をつくる。状況に応じて新人の擁立も検討する」とした。次期市議選を巡り、正式な出馬表明は3氏が初めて。

 立候補を予定するのは現在4期目の後藤荘一氏(63)=中村=、1期目の小倉高広氏(61)=上郷黒田=と古川仁氏(49)=鼎下山=の3人。

 会見で同市議団代表の後藤氏は「市民の暮らしを守り、応援する市政を目指す」と強調。10月に4選した牧野光朗市長の市政運営について「社会的弱者に『手を差し伸べることが行政の本旨』と言いながら、『手を振り払う』政治になっている」と批判し「市民に優しい市政を求めていく」と述べた。

 小倉氏は「特に障害者や高齢者、低所得者向けの施策の充実に引き続き取り組む」と決意。リニア中央新幹線事業に伴う駅周辺整備やコンベンション機能付き施設の設置検討などを挙げ「現市政は厳しい財政状況と言いつつ、大型開発を進めようとする一方、福祉分野は住民任せ。格差や貧困の拡大を防がねばいけない」と語った。

 古川氏も「今の牧野市政では、明るい未来はなく不安」と指摘。前年度に浮いた災害対策費2億円をリニア基金に積み立てた件などを例に「弱い立場の人に手を差し伸べることを信条とするならば、社会保障や福祉分野に充てるべき。市民の命と暮らしを最優先に、社会保障や子育て支援などに全力で取り組む」と意気込みを示した。

  

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