飯田市議選開票結果

政治・行政

[ 2013年 4月 22日 月曜日 0時29分 ]

 任期満了(27日)に伴う飯田市議選(定数23)は21日投開票され、新選良23人が決まった。現職16人、新顔8人の計24人が立候補し、前回と同じく1人超過の選挙戦を繰り広げた結果、現職で公明党の林幸次さん(63)=下久堅下虎岩=が3285票の最多得票で5選を果たした。注目された投票率は58・32%。4年前の前回を6・01ポイント下回り、60%を割って過去最低を更新した。

 当選者23人の内訳は現職16人、新人7人。党派別は公明と共産が3人ずつで、ほか17人は無所属。女性は現職2人が当選したが、現在の5人から3減となる。前回選の雪辱を目指した新人の熊崎晴康さん(63)=旭町=が涙をのんだ。

 トップ当選の林さんはリニア時代を見据えたまちづくりへ全力で取り組む姿勢を強調。地元下久堅や中山間地の振興のほか、防災・減災対策の推進、少子高齢化対策なども訴え、党の組織票や地区票を手堅く固めたとみられる。

 26票差の3259票で2番目に多かったのは5選の井坪隆さん(59)=上郷黒田=。前回選の上位2氏が入れ替わった。公明党で4選の村松まり子さん(55)=八幡町=も3000票を超えた。

 新人のトップは竹村圭史さん(43)=山本=。4人が出馬した鼎地区からの共産の古川仁さん(45)=鼎下山=や山崎昌伸さん(58)=鼎東鼎=らも健闘した。有権者約4000人に対し3人が立候補した羽場地区の熊谷泰人さん(59)=白山通り=らも初当選を飾った。

 投票率の減少傾向は歯止めが掛からなかった。1973(昭和48)年時の92・26%をピークに本選は10回連続の下落。市民の関心や盛り上がりの低さを表す結果となった。

 今選挙をめぐっては総じて出馬の動きが出遅れ、2月下旬に立候補した24人が出そろった。新顔8人は2001年(定数31)の10人以来の多さだが、前哨戦の盛り上がりに欠け、早くから低投票率への懸念の声が出ていた。

 秋にリニア中央新幹線の駅位置とルートの詳細発表を控え、リニアを見据えたまちづくりは本格化が予想される。しかし、全市的な明確な争点に乏しかったことも投票率の低落につながったとみられる。地域自治組織の機能化、議員の役割の変化なども要因とされる。

 投票率は全地区で前回を下回ったが、新人が台頭した地区などは減少幅が小さく、特に山本、松尾は1ポイント減未満。一方で、現職の引退などで候補が減ったり、空白となったりの地区では下落幅が大きかった。リニアの中間駅位置の範囲にあたる座光寺地区は10・47ポイントも下げた。

  

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